2012年10月1日月曜日

印刷物

大学紀要の締切日。バタバタしたが、どうにか間に合った、、、厳密には間に合っていない。卒論だけど、基礎資料として、あとで引用したかったので印刷物に。

オカダンゴムシにおけるクスノキ落葉の摂食について
豊嶋雅智・唐沢重考(in press)

オカダンゴムシはカンファーを含むクスノキの葉は死んでも食わん、と言われているのだが、クスノキの葉の下には普通に住んでる、、、という疑問から始まった卒論。

で、6カ月ほど分解すれば食べられことが分かった。しかし、クスノキの落葉は窒素割合が非常に低いことも分かり、この研究だけでは、カンファーはどの程度影響しているのかは良く分からない、、、。

ササラダニ類における歩行速度と形態の関係
井上沙紀・唐沢重考(in press)

ササラダニ類の脚の長さと歩くスピードに関係があるのでは?という論文。この関係性というよりは、ササラダニ類の歩行速度を印刷物にしておきたかった。実は卒論の一部。あとの残りは面白そうなので、もう少し実験をして、査読付きを目指す。

等脚類のキクイムシを研究しているトある学生が、再び研究室を訪問してくれた。九州に調査に来ていたそうで。指導教官を交えてお話。海に本格的に潜らないとダメなようで。

で、とても大事な意味を持つ、トある場所のコシビロダンゴムシをもらった。自分で採集しに行ったときは、見つけられなかった。助かります。