2012年10月24日水曜日

相同器官

授業、Burmoniscusの解剖、授業、で、ササラダニのSEM撮影。

ササラダニは、来年には持ち越したくない。という意気込みで、しばらく集中的に取組むことに。とは言え、Burmoniscusも気になるし、、、と言うことで、午前中は、Burmoniscus、午後はササラダニ、作戦を開始。

学生時代から悩み続けた種。どうかに大学院生と一緒に決着をつけられるか、、、という段階まできた。

本日、渾身のSEMはこれ。触肢と言われる形質で。クモの仲間に観られる特徴的な形質である。ちなみに、クモの仲間は、この触肢と鋏角を持つのが特徴。他にはカブトガニもこの形質をもち、これらを鋏角類と呼んでいる(触角がないのも特徴)。同じ節足動物である、昆虫、甲殻類、多足類は、これらの形質をもたず、代わりに(?)触角や顎をもつ。


で、サソリドモキの触肢は、このハサミ部分。


同じ形質とは思えませんな。

このように、現在は全く異なるように見えても、本来は同じ器官だったと考えれる形質を相同器官と呼ぶ。一方で、昆虫の翅と鳥の翼のように、本来は全く異なる器官が、今は同じような機能・形態を持つようになった形質は相似器官と呼ぶ。これを理解することは、生物の共通性と多様性を考える上で非常に重要、、、高校生物の範囲です。

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