2013年1月10日木曜日

山場

放置していた学会の仕事、メールと書類を片付けたとこで、将来、家庭科の先生になる人たちの授業に参加してみる。

私の生息している市では、生ゴミの焼却を減らすために段ボールコンポストの利用を促している。で、それを学校教育でも普及していこうと、考えている先生が本学にいて、生物の側面からもアプローチができないか、と。

家庭科の調理実習で出た生ゴミを堆肥にして、技術科の栽培で利用するという流れを目指していて、そこに生物が関わっているというのを理科で扱えたら面白い。


午後は、卒論の原稿読み。会議に2時間ほど拘束されて、また、原稿読み。で、散乱している屋久島の標本とか、GPSデータを整理して終了。

再来週の中学校授業の準備が全く手つかず、、、これはかなりマズいかも。とりあえず頭の中を整理。卒論・修論の指導と提出書類、土壌動物学会大会関連の書類作成、共同研究関連(GISと島根)、紀要の2縞、これらをどうにかこなさないと。屋久島サンプルはしばらく放置。

屋久島の思い出。

すでに奄美大島、トカラ列島、鹿児島の調査をしているので、屋久島の調査はそれほど期待をしていなかった。まだ、ソーティングすらしていないので詳細は不明だが、多分、予想通りかと、、、。

そいう意味では、今回の調査で最大の山場は初日にいきなりやってきた。そもそも体調が悪く、できる限り体力を消耗せずに動こうという作戦だった。

その考えが良くなかった。1地点目の調査を終えて、次に移動しようとレンタカーに乗り鍵を差し込んだとき、アッ、と思って抜こうと思ったが、抜けない〜。間違って宿の鍵を差してしまった。ナゼ、差せたものが抜けないんだ〜。

学生と交替で引き抜こうとするがウンともスンともせず。諦めてレンタカー屋に連絡をしようとするが、見事に圏外。ということで、電波の届く海岸の道路まで歩くハメに。


ペンチで強引に抜いてくれた。宿の鍵が壊れたけど、そもそも、宿の鍵穴の方も壊れていたみたいで、鍵をかけずに過ごすことになった。