2013年10月25日金曜日

人見知り

台湾のBurmoniscusの解剖。とりあえず3種を確認。絶対にほしかったB. ocellatusはあったが、あったら良いな、と思っていた種はまだ確認できず。あと2種は、屋久島の同じ種。

昨日とは違う新卒論について少し相談。どうしてもやりたかったチョウの野外調査に決定ということで、、、。

そうこうしているうちに、授業直前になったので、急いで準備して授業へ。本当は、今日も野外で土壌動物採りの予定だったのだが、台風の影響が残っているので諦めて、先週、採集した動物の同定。

あと、共同研究者とメールのやり取りをしたりと、ここ数日は充実している。

何となく、生物の科学遺伝、をパラパラ観てみた。特集が、感情の起源、ということで面白そう。まだ、ちゃんとは読んでいないが、赤ちゃんの研究が面白かあった。

情動発達と母子関係
松田・明和 (2013) 遺伝, 67: 685–690

1.ロボット工学者の森先生によって提唱された「不気味の谷」という現象がある。例えば、工業用ロボットよりも人形ロボットの方が好感度が高い。これは、より人間に似ているからと予測されるのだが、もっと人間に似ているゾンビのようなものには嫌悪感を感じるというもの。つまり、中途半端に人間に近い、と好感度は下がるらしい。

2.生後7ヶ月〜12ヶ月の赤ちゃんに、「最も親近感を持つ」母親の顔、「目新しさのある」他人の顔、そして、それをコンピューターで混ぜた中間的な顔、を見せた結果、中間的な顔が拒否されやすいことが判明した。ただし、他人と他人を混ぜた顔は拒否しないことも分かっている。母親だと思ったら違った、という日常からの逸脱が原因ではないか、と考えている。

3.赤ちゃんの人見知りは、成長して本当の母親を識別できるようになったと言われることがあるが、赤ちゃんは生まれてすぐに母親を識別することができるので、この解釈は間違いである。

4.生後7ヶ月〜12ヶ月の赤ちゃんの視線と気質(母親にアンケート)を調べた結果、人見知りをする赤ちゃんは、「人に接近する行動」と「怖がる行動」がともに強いことが分かり、この相反する行動の葛藤が人見知りを引き起こすと考えられる。人見知りしない赤ちゃんは、「怖がる行動」が弱い。

5.人見知りする赤ちゃんは、相手の目をよく見る、正面の顔よりも斜めの顔をよく見る、ことなどが分かってきた。つまり、人見知りをしている赤ちゃんは、「相手に近づきたい」でも「恐いから離れたい」と思いながら、目をジッとみて、相手がコッチをみたら顔をそらして、相手が目をそらしたらジッと見る、という行動をしている。

こんな研究するなんて、面白い人だな〜、と思い、著者の所属を調べたら、同志社大学赤ちゃん学研究センター、だった。センターで、人見知りの赤ちゃんを募集している、、、。一度、行ってみたいな。

0 件のコメント:

コメントを投稿