Cubaris論文は、某国の大御所と共著で書くことになった。思い切って相談してみたら、良いよ、と。
このキララちゃんとウララちゃん、実は分類学的にはかなり厄介もの。今日、急にアイデアが浮かんで確かめたところ、どうやら、石垣島だけで、近似種が3種いることが判明。DNAデータもおおよそ支持しているが、微妙な問題も含んでいる。そのうちの1種は(キラ、ウラではない)、世界的な広汎種の可能性が高いのだが、一致しない形質が一点あり、それが著しく異なる。あと2種は、多分、新種だろう。昨年の卒論で頑張ってくれた西表島の標本がかなりの数があるので、それで決着を付けられると思う。この3種問題をキラウラ問題と言うことにする。
早くCubaris問題を解決して、タテジマ問題とキラウラ問題に取りかかりたい。
昨日のピットフォールでは採集されていなかったが、センチコガネも活動を始めているようだ。