午前
・データ解析
・資料作成
午後
・授業準備
・授業
普段、生き物を扱っていない学生に昆虫標本作製を教える授業。
豊田ホタルの里ミュージアムで開発された展翅用教材を練習してから実物の蝶で作業する流れを試してみた。
翅を留めるところにコツが必要かも。元の設定とは違うやり方だったか?
色々とアイデアグッズが開発されている。
2016年1月11日月曜日
5種類のジュース
PCR、精製、シークエンス準備。合間に、夏のヒノキ林調査のソーティング。
先週の金曜日の授業で扱ったネタ。
教養で5感について学んでいる。ヒトは刺激を受容器で受け、その情報を神経を通して脳に伝達し判断を下すと学ぶのだが、その情報処理はとても複雑であることを理解するための実験をした。
5種類のジュースを準備した。
コップに中身が分からないように入れる。さらに、これを目をつむり、かつ、鼻をつまんで飲み、中身を当てる。
42名の結果。まずはコーラ。全員当たるのでは、と思っていたが、1/3が外れた。ファンタグレープと答えるヒトが多かった。
続いてアクエリアス。スポーツ飲料(ポカリとかもOK)と答えたヒトも正解と判断。味が薄いので難しいかなと思ったが、正答率はコーラと同じぐらいだった。お茶と答えたヒトが複数名いた。
カルピス。大学生はあまり飲まない気がするので、ピントこないだろうなと予想していたが、やはり最も正当率が悪かった。実験後に、普通に飲んで名前を答えてもらっているのだが、数名はその状態でも間違っていた。
リンゴジュース。これも結構味が薄いので分かりづらいかなと思ったけど、コーラと同率で最も正当率が高かった。興味深いのが、他の誤答でリンゴジュースと答えることが多いこと。目と鼻を塞いで飲むとリンゴジュースに感じるのかな?
リンゴに比べると味がしっかりしているオレンジジュースは結構当たるだろうと思ったが、正答率は50%だった。ただ、バヤリースのオレンジは味が薄いかも。
新ネタだったので、良い結果が出るか心配だったけど(全員当たるのではと心配だった)、なかなか面白い実験になったかな。
テレビで良くやられているネタなので、あまり新規性がないかも知れないが、結構はっきりとした結果ができるので、データ解析なども絡めると良い教材になるかも、、、と思った。
鼻をつまみながら飲むとムセルので注意が必要。
大学ラクビーは帝京大が7連覇。前半は互角の戦いだっけど、後半になるとジリジリと差が出てきた。選手層が違うんだろうな。ただ、以前のような圧倒的な力の差はなくなった気がする。来シーズンはもっと白熱しそうだ。
高校スポーツ、相変わらずの東福岡の活躍。サッカー優勝、バレー優勝、ラクビー準決勝。
先週の金曜日の授業で扱ったネタ。
教養で5感について学んでいる。ヒトは刺激を受容器で受け、その情報を神経を通して脳に伝達し判断を下すと学ぶのだが、その情報処理はとても複雑であることを理解するための実験をした。
5種類のジュースを準備した。
コップに中身が分からないように入れる。さらに、これを目をつむり、かつ、鼻をつまんで飲み、中身を当てる。
42名の結果。まずはコーラ。全員当たるのでは、と思っていたが、1/3が外れた。ファンタグレープと答えるヒトが多かった。
続いてアクエリアス。スポーツ飲料(ポカリとかもOK)と答えたヒトも正解と判断。味が薄いので難しいかなと思ったが、正答率はコーラと同じぐらいだった。お茶と答えたヒトが複数名いた。
カルピス。大学生はあまり飲まない気がするので、ピントこないだろうなと予想していたが、やはり最も正当率が悪かった。実験後に、普通に飲んで名前を答えてもらっているのだが、数名はその状態でも間違っていた。
リンゴジュース。これも結構味が薄いので分かりづらいかなと思ったけど、コーラと同率で最も正当率が高かった。興味深いのが、他の誤答でリンゴジュースと答えることが多いこと。目と鼻を塞いで飲むとリンゴジュースに感じるのかな?
リンゴに比べると味がしっかりしているオレンジジュースは結構当たるだろうと思ったが、正答率は50%だった。ただ、バヤリースのオレンジは味が薄いかも。
新ネタだったので、良い結果が出るか心配だったけど(全員当たるのではと心配だった)、なかなか面白い実験になったかな。
テレビで良くやられているネタなので、あまり新規性がないかも知れないが、結構はっきりとした結果ができるので、データ解析なども絡めると良い教材になるかも、、、と思った。
鼻をつまみながら飲むとムセルので注意が必要。
大学ラクビーは帝京大が7連覇。前半は互角の戦いだっけど、後半になるとジリジリと差が出てきた。選手層が違うんだろうな。ただ、以前のような圧倒的な力の差はなくなった気がする。来シーズンはもっと白熱しそうだ。
高校スポーツ、相変わらずの東福岡の活躍。サッカー優勝、バレー優勝、ラクビー準決勝。
2012年11月12日月曜日
聴診器
授業×1。6名で分担する授業で、私の担当は今日で終了〜。
聴診器を使って、心臓の拍動を聞いてみたりとか。
Cubaris論文の初稿が届いた。SEMがちょっとイマイチ。今更取替えることはできないので、コントラストをいじってもらえないか相談。レフェリーの指摘でバッサリと削除した箇所の図が残ってた、、、。明日、念入りに読んで、返却したい。
他に何をしたのか覚えていない、、、メール書きとか、島根の標本整理とか?
聴診器を使って、心臓の拍動を聞いてみたりとか。
Cubaris論文の初稿が届いた。SEMがちょっとイマイチ。今更取替えることはできないので、コントラストをいじってもらえないか相談。レフェリーの指摘でバッサリと削除した箇所の図が残ってた、、、。明日、念入りに読んで、返却したい。
他に何をしたのか覚えていない、、、メール書きとか、島根の標本整理とか?
2012年11月7日水曜日
終わる
授業×2、ゼミ。授業×1は、来週テストをやってバトンタッチ。もうちょっとで、この最悪な状況が終わる。
大学院授業は、リターフォールトラップの回収。結構溜まっていた。
日本土壌動物学会の公式HPが開設しました、、、作ったのは後輩だけど。要望があれば連絡下さい。英語版とか、工事中のところはできるだけ早く作成します。
昨日の特別セミナーでも指摘されていたが、生物相を把握することは(インベントリーの作成)、その地域の生物保全をする上でもっとも基本となる。しかし、ナカナカ地味な作業だし、そもそも分類能力が必要なので、そう簡単にできるものではない。
島根県では、ワラジムシ類のインベントリー作成を目指しており、そのお手伝いをさせて頂くことになった。普段は、コシビロとBurmoniscusばかりなので、勉強しながらになるけど、、、大丈夫か。
ヒノキ林調査の中間報告をすることになった。これは、土日だけで片付けなければ。
大学院授業は、リターフォールトラップの回収。結構溜まっていた。
日本土壌動物学会の公式HPが開設しました、、、作ったのは後輩だけど。要望があれば連絡下さい。英語版とか、工事中のところはできるだけ早く作成します。
昨日の特別セミナーでも指摘されていたが、生物相を把握することは(インベントリーの作成)、その地域の生物保全をする上でもっとも基本となる。しかし、ナカナカ地味な作業だし、そもそも分類能力が必要なので、そう簡単にできるものではない。
島根県では、ワラジムシ類のインベントリー作成を目指しており、そのお手伝いをさせて頂くことになった。普段は、コシビロとBurmoniscusばかりなので、勉強しながらになるけど、、、大丈夫か。
ヒノキ林調査の中間報告をすることになった。これは、土日だけで片付けなければ。
2012年10月31日水曜日
2012年10月23日火曜日
2012年10月17日水曜日
2012年5月15日火曜日
声
授業の準備。受講生に手伝ってもらった、トある実験についての結果を少し述べるのために簡単に解析してみるが、ナカナカ難しく大苦戦。
でも、人のモデルが上手に描けたので満足。
一人で思わず声を上げてしまった。競馬に興味の無い人にしたらどうでも良いことだけど、武豊が安田記念でローズキングダムに騎乗するらしい。
有力馬ということではないのだが、何に驚いたのかと言うと、、、競馬は、馬主と呼ばれるお金持ちが馬を所有し、調教師という馬を育てる専門家に委託し強くしてもらい、騎手はレースで乗るという大まかに3者で構成されている。
日本競馬の馬主界では、というよりも競馬界には社台グループ(牧場であり、馬主でもあるオーナーブリーダー)という、超〜巨大なグループがあって、有名な馬の大半は、この社台グループの持ち馬だったりする。
で、ローズキングダムの馬主は、サンデーレーシングという一口馬主の会社。このサンデーレーシングは、現在の競馬界では最強の馬主と言っても良く、オルフェーブルとかブエナビスタとか、、、数えきれないほど名馬を持っている。で、このサンデーレーシングは、社台グループみたいなもん。
さてさて、話が長くなったけど、実は、武豊、この1年ぐらい、社台グループの馬に騎乗していなかった(それ以前は、有力馬は武豊が基本的に騎乗していた)。上の3者のうち、最も偉いのは、当然お金を出す馬主で、騎手の最終的な決定権は馬主にある(そうで)。つまり、1年前、社台グループと武豊の間に大きな亀裂ができたらしい。
それ以降、武豊は、ナカナカ有力馬に乗れず、とうとう昨年、デビューの翌年から続いてG1の勝利記録(JRA)も途切れてしまった。それが突然、サンデーレーシングの所有馬に乗ることに。ただ、サンデーレーシングは、上記したように1口馬主の馬なので、その馬主からの要請もあったのかも。そのうち、社台グループの個人馬主の目印であるタテジマの勝負服を着て、G1を勝つときがくるのかな?
でも、人のモデルが上手に描けたので満足。
一人で思わず声を上げてしまった。競馬に興味の無い人にしたらどうでも良いことだけど、武豊が安田記念でローズキングダムに騎乗するらしい。
有力馬ということではないのだが、何に驚いたのかと言うと、、、競馬は、馬主と呼ばれるお金持ちが馬を所有し、調教師という馬を育てる専門家に委託し強くしてもらい、騎手はレースで乗るという大まかに3者で構成されている。
日本競馬の馬主界では、というよりも競馬界には社台グループ(牧場であり、馬主でもあるオーナーブリーダー)という、超〜巨大なグループがあって、有名な馬の大半は、この社台グループの持ち馬だったりする。
で、ローズキングダムの馬主は、サンデーレーシングという一口馬主の会社。このサンデーレーシングは、現在の競馬界では最強の馬主と言っても良く、オルフェーブルとかブエナビスタとか、、、数えきれないほど名馬を持っている。で、このサンデーレーシングは、社台グループみたいなもん。
さてさて、話が長くなったけど、実は、武豊、この1年ぐらい、社台グループの馬に騎乗していなかった(それ以前は、有力馬は武豊が基本的に騎乗していた)。上の3者のうち、最も偉いのは、当然お金を出す馬主で、騎手の最終的な決定権は馬主にある(そうで)。つまり、1年前、社台グループと武豊の間に大きな亀裂ができたらしい。
それ以降、武豊は、ナカナカ有力馬に乗れず、とうとう昨年、デビューの翌年から続いてG1の勝利記録(JRA)も途切れてしまった。それが突然、サンデーレーシングの所有馬に乗ることに。ただ、サンデーレーシングは、上記したように1口馬主の馬なので、その馬主からの要請もあったのかも。そのうち、社台グループの個人馬主の目印であるタテジマの勝負服を着て、G1を勝つときがくるのかな?
2012年5月12日土曜日
2011年11月22日火曜日
2011年11月7日月曜日
生命とウイルス
またまた、授業の準備で一日が終わった。
授業開始、、、準備不足で授業をすると、グダグダになるでしょ、と教えたかったんだよ。でも、プンラクトン観察はナカナカ面白かった。
問題は水曜日の授業。1年生向けの最後の授業ということで、生命とは?という壮大なテーマを話したくなってしまい、そして、収拾がつかなくなりつつある。どうなることか。
そもそも、確立した生命の定義はない。慶応大学の仲田崇志さんのHPがとても×3参考になる。難しいけど、読む価値は絶大。
ちなみにこのHP、この本でも絶賛されている。この本では、丸山工作さんの定義も紹介されている。「生命の定義?あんまり最近は気にしてないねぇ」と著者は言う、その理由は、、、この本とても面白いので、そのうち紹介したい。でも、ナカナカ難しくて。


生命はなぜ生まれたのか―地球生物の起源の謎に迫る (幻冬舎新書)
さて、生命の定義。とても簡略化すると、「自分でエネルギー(ATP)を作れる」、「遺伝情報を複製できる」、「進化(遺伝的変異がある)できる」、が大事なのかと。あと、周りと区別できる、というのも大事だけど、これはイメージしやすそうなので、大丈夫でしょう。
さて、青色ワラジムシの原因になったり、インフルエンザの原因になったりするウイルス。彼ら(彼女ら?)は生命なの?という、ありがちな問いかけはしておこう。感染(移動)するし、増えるし、生き物っぽいけど、、、。
ウイルスの増え方。ウイルス(右上)は、核酸(DNAかRNA)を取り囲むタンパク質でできている。ちょっと違うタイプもある。
他の細胞に侵入し、核酸を放出。侵入した細胞の酵素とか、リボソームを使って、核酸の複製をしたり、タンパク質の合成をする、、、らしい。
で、それぞれのタンパク質の入れ物に核酸を入れて、
独立。ウイルスが増えました。
つまり、自分自身で、遺伝情報を複製することができない。また、エネルギー(ATP)も生成することはできない。そもそもATPは必要なのか?
ということで、ウイルスは生命ではない、とするのが妥当。何なんでしょうね。物質でOK?
授業開始、、、準備不足で授業をすると、グダグダになるでしょ、と教えたかったんだよ。でも、プンラクトン観察はナカナカ面白かった。
問題は水曜日の授業。1年生向けの最後の授業ということで、生命とは?という壮大なテーマを話したくなってしまい、そして、収拾がつかなくなりつつある。どうなることか。
そもそも、確立した生命の定義はない。慶応大学の仲田崇志さんのHPがとても×3参考になる。難しいけど、読む価値は絶大。
ちなみにこのHP、この本でも絶賛されている。この本では、丸山工作さんの定義も紹介されている。「生命の定義?あんまり最近は気にしてないねぇ」と著者は言う、その理由は、、、この本とても面白いので、そのうち紹介したい。でも、ナカナカ難しくて。
生命はなぜ生まれたのか―地球生物の起源の謎に迫る (幻冬舎新書)
さて、生命の定義。とても簡略化すると、「自分でエネルギー(ATP)を作れる」、「遺伝情報を複製できる」、「進化(遺伝的変異がある)できる」、が大事なのかと。あと、周りと区別できる、というのも大事だけど、これはイメージしやすそうなので、大丈夫でしょう。
さて、青色ワラジムシの原因になったり、インフルエンザの原因になったりするウイルス。彼ら(彼女ら?)は生命なの?という、ありがちな問いかけはしておこう。感染(移動)するし、増えるし、生き物っぽいけど、、、。
ウイルスの増え方。ウイルス(右上)は、核酸(DNAかRNA)を取り囲むタンパク質でできている。ちょっと違うタイプもある。
他の細胞に侵入し、核酸を放出。侵入した細胞の酵素とか、リボソームを使って、核酸の複製をしたり、タンパク質の合成をする、、、らしい。
で、それぞれのタンパク質の入れ物に核酸を入れて、
独立。ウイルスが増えました。
つまり、自分自身で、遺伝情報を複製することができない。また、エネルギー(ATP)も生成することはできない。そもそもATPは必要なのか?
ということで、ウイルスは生命ではない、とするのが妥当。何なんでしょうね。物質でOK?
2011年10月11日火曜日
ベイト
午前は、今日と明日の授業準備。午後から学生実習でピットフォールトラップの設置。活動的な学生が多くて順調に進んだ。
今回は、ノーマルタイプに加えて、鶏肉ベイトも設置してみた。腐肉食の昆虫を誘因するのが目的、特に、シデムシに期待。この時期の恒例(にしたい)、特別セミナー。昨年はダンゴムシスペシャルだったけど、今年は、大分大学の永野先生登場でシデムシな日に。ただ、肉にスズメバチが来そうでちょっと恐い。
今回は、ノーマルタイプに加えて、鶏肉ベイトも設置してみた。腐肉食の昆虫を誘因するのが目的、特に、シデムシに期待。この時期の恒例(にしたい)、特別セミナー。昨年はダンゴムシスペシャルだったけど、今年は、大分大学の永野先生登場でシデムシな日に。ただ、肉にスズメバチが来そうでちょっと恐い。
2011年9月25日日曜日
戻りたい
昼間は結構暑い。
堕落してしまった。のんびりと午後、大学に。カエル論文をちょっとだけ進める。
教育学のアンケートの取り方をちゃんと勉強していていないので問題があるかも、、、と思いつつ、結果はナカナカ興味深い。
今回の論文は、実際のカエルの解剖をした学生とカエルの解剖を撮影した動画を鑑賞した学生において、解剖に対する考えに違いが生じるのか?というもの。
まず、学生自身が「解剖をしたいか?」という質問に対する答え。実習前のアンケートでは、「したくない(いいえ)」と答えた学生の方が多かった。しかし、実際にカエルの解剖を経験した後では、2倍以上の学生が「解剖を行いたい」と答えたのに対し、動画を鑑賞した学生では「解剖をしたくない」と答えた学生の方が多かった。データ数が少ないが、安直な視聴覚教材への代替は問題があるかも知れない。また、興味深いことに、カエルの解剖に対する抵抗感を感じる学生の数は、実習後、増加していた。つまり、「嫌だな」とは感じつつも、「やったほうが良い」と考える学生が増えたということだ。
ついで、「教師になったときに、解剖の実習を行う必要があるか?」という質問に対する答え。将来、先生を目指す大学2年生なので、生徒のために色々な授業をしたいと理想を持っているのだろう、事前アンケートでは、「はい」と答えた学生の方が多かった。上記と逆転、つまり、自分でやるのは「嫌」だけど、「授業ではやりたい」というギャップが生じている。そのうち痛感するであろう「身に付いていないことは、他人には教えられない」という当たり前のことにまだ気づいていない。
そして、実際の解剖した学生と視聴覚教材を経験した学生の比較では、統計的な差はなかったが、実際の解剖を経験した学生の方が、解剖授業の必要性を強く感じる傾向にあった。この傾向は上記の結果とほぼ同じである。
つまり、「大学で動物の解剖を経験する」⇒「解剖に対する意識が変わる」⇒「解剖を授業に積極的になる」ということが示唆された(言い過ぎだけど)。もう一つ重要なことは、解剖に対する抵抗感が増加していること。解剖を経験して、殺すことが好きになったわけではない。
、、、早くBurmoniscus論文に戻りたい。
堕落してしまった。のんびりと午後、大学に。カエル論文をちょっとだけ進める。
教育学のアンケートの取り方をちゃんと勉強していていないので問題があるかも、、、と思いつつ、結果はナカナカ興味深い。
今回の論文は、実際のカエルの解剖をした学生とカエルの解剖を撮影した動画を鑑賞した学生において、解剖に対する考えに違いが生じるのか?というもの。
まず、学生自身が「解剖をしたいか?」という質問に対する答え。実習前のアンケートでは、「したくない(いいえ)」と答えた学生の方が多かった。しかし、実際にカエルの解剖を経験した後では、2倍以上の学生が「解剖を行いたい」と答えたのに対し、動画を鑑賞した学生では「解剖をしたくない」と答えた学生の方が多かった。データ数が少ないが、安直な視聴覚教材への代替は問題があるかも知れない。また、興味深いことに、カエルの解剖に対する抵抗感を感じる学生の数は、実習後、増加していた。つまり、「嫌だな」とは感じつつも、「やったほうが良い」と考える学生が増えたということだ。
ついで、「教師になったときに、解剖の実習を行う必要があるか?」という質問に対する答え。将来、先生を目指す大学2年生なので、生徒のために色々な授業をしたいと理想を持っているのだろう、事前アンケートでは、「はい」と答えた学生の方が多かった。上記と逆転、つまり、自分でやるのは「嫌」だけど、「授業ではやりたい」というギャップが生じている。そのうち痛感するであろう「身に付いていないことは、他人には教えられない」という当たり前のことにまだ気づいていない。
そして、実際の解剖した学生と視聴覚教材を経験した学生の比較では、統計的な差はなかったが、実際の解剖を経験した学生の方が、解剖授業の必要性を強く感じる傾向にあった。この傾向は上記の結果とほぼ同じである。
つまり、「大学で動物の解剖を経験する」⇒「解剖に対する意識が変わる」⇒「解剖を授業に積極的になる」ということが示唆された(言い過ぎだけど)。もう一つ重要なことは、解剖に対する抵抗感が増加していること。解剖を経験して、殺すことが好きになったわけではない。
、、、早くBurmoniscus論文に戻りたい。
2011年7月18日月曜日
解剖と視聴覚
車を修理に出そうと、開店するであろう時刻に車屋に行ったら、やっていない、、、。3連休は休みのようで。今週の土曜日まで放置せざるをえない。
Burmoniscus論文を地道に進めた。図は全部で10枚。想像以上のヴォリュームになった。
少しだけ明日の準備。先週、行った解剖実験。実は、学生の理解度も実験していた。人間も動物なので、私の興味の対象である。
解剖を否定する意見の中には、解剖を行うと作業に没頭してしまい理解度が下がる、というものがある。そこで、学生を半分に分けて、半分は解剖、半分は視聴覚教材として動画を見せ、終了後、臓器の名称を答えさせ、解剖と視聴覚教材による理解度を調べた。
で、結果、9問の設問に対する正解数の平均±標準偏差(人数)は、
中高校の先生を目指す人:解剖8.1±1.1(16)、視聴覚教材7.3±1.4(13)
小学校の先生を目指す人:解剖7.5±1.2(18)、視聴覚教材6.7±2.0(17)
だった。ともにWilcoxonでは差がないが、平均値は解剖の方が高かった。なかなか興味深い結果だと思う。ともに0.8違うのか。何か法則性があるとスゴいけど。
ただ、この実験、色々と反省点が残った。
まず、授業内容や学生への周知度を同じにするため、授業は同時並行で行い(私が解剖を担当、大学院生が視聴覚教材を担当)、どちらの授業でも、筋肉を開き脂肪体を外した時点で、臓器を確認しながら図を描かせた。また、説明する臓器も同じにするように事前に相談しておいた。しかし、解剖は、臓器がすぐには見つからないので、作業中に色々と質問があり、当然、それに対応するため、視聴覚教材よりも教える内容は増えたと思う。
また、解剖は、死んだ個体では胆のうが確認できなかった。生きた個体も2〜3個体実験しており、その個体では胆のうが確認できたが、全ての学生がそれを確認していないと思われるが、理解度テストでは胆のうも質問してしまった。しかし、正当率は、解剖26/34、視聴覚教材20/30、と差はなかった。
良いように考えれば、解剖は学生もミスをしたくないので、視聴覚教材に比べて慎重になり、その結果、質問が増え、それが理解度に繋がるのかもしれない。
あと、初等と中等で0.6ずつズレが生じているのも興味深い。
他にも色々とアンケートを集めたので、もう少し面白い議論ができるかも。
こんなこともやってます、、、。
Burmoniscus論文を地道に進めた。図は全部で10枚。想像以上のヴォリュームになった。
少しだけ明日の準備。先週、行った解剖実験。実は、学生の理解度も実験していた。人間も動物なので、私の興味の対象である。
解剖を否定する意見の中には、解剖を行うと作業に没頭してしまい理解度が下がる、というものがある。そこで、学生を半分に分けて、半分は解剖、半分は視聴覚教材として動画を見せ、終了後、臓器の名称を答えさせ、解剖と視聴覚教材による理解度を調べた。
で、結果、9問の設問に対する正解数の平均±標準偏差(人数)は、
中高校の先生を目指す人:解剖8.1±1.1(16)、視聴覚教材7.3±1.4(13)
小学校の先生を目指す人:解剖7.5±1.2(18)、視聴覚教材6.7±2.0(17)
だった。ともにWilcoxonでは差がないが、平均値は解剖の方が高かった。なかなか興味深い結果だと思う。ともに0.8違うのか。何か法則性があるとスゴいけど。
ただ、この実験、色々と反省点が残った。
まず、授業内容や学生への周知度を同じにするため、授業は同時並行で行い(私が解剖を担当、大学院生が視聴覚教材を担当)、どちらの授業でも、筋肉を開き脂肪体を外した時点で、臓器を確認しながら図を描かせた。また、説明する臓器も同じにするように事前に相談しておいた。しかし、解剖は、臓器がすぐには見つからないので、作業中に色々と質問があり、当然、それに対応するため、視聴覚教材よりも教える内容は増えたと思う。
また、解剖は、死んだ個体では胆のうが確認できなかった。生きた個体も2〜3個体実験しており、その個体では胆のうが確認できたが、全ての学生がそれを確認していないと思われるが、理解度テストでは胆のうも質問してしまった。しかし、正当率は、解剖26/34、視聴覚教材20/30、と差はなかった。
良いように考えれば、解剖は学生もミスをしたくないので、視聴覚教材に比べて慎重になり、その結果、質問が増え、それが理解度に繋がるのかもしれない。
あと、初等と中等で0.6ずつズレが生じているのも興味深い。
他にも色々とアンケートを集めたので、もう少し面白い議論ができるかも。
こんなこともやってます、、、。
2011年7月12日火曜日
解剖実習
学生実験×2。
今日は、カエルの解剖。昨年まではやってなかったけど、今年からやることにした。生理的に苦手な人が多いと思うので、色々と問題がありそうだけど、多分、自分でやるとは思えないので。
大学院生が解剖してくれた、口から肛門まで。
解剖をやろうと思ったキッカケは、来年から徐々に、いわゆる「ゆとり教育」が終わり新指導要領となる、こと。といつつ、私は何が変わったのかほとんど理解していないのだが。
文部科学省の新旧対照表を見てみる。と、小学校において、臓器の扱いが詳しくなったことが良くわかる。
「体内には、生命活動を維持するための様々な臓器があること」が増え、具体的には、「主な臓器として、肺、胃、小腸、大腸、肝臓、腎臓、心臓を扱うこと」とある。現行の指導要領では、消化系と心臓の働きは学んでいたが、「臓器を扱うこと」と具体的に記述されたのが大きな違いか。
文部科学省もナカナカ親切で、観察・実験の手引きなるものを公開している。いくつかざっと見た感じだけど、授業の流れの手引き、みたいで、具体的な実験例は、あまり載っていない?例えば、人と動物の骨格を比べて特徴に気づかせる、とあるけど、自分ならどうするかね。ナカナカ、難しい。
さて、臓器のところ(人の体のつくりと働き)を見てみる。臓器を学ぶ理由は、「生命維持装置を理解して、生命尊重の態度を育てる」ことなのか。解剖はすすめられているのかな、と思ったけど、魚の解剖が挙げられていた。カエルはやらないのかな?
キットこのあたりから、何となく、カエルとか昆虫は気持ち悪い生き物で、魚と鳥とほ乳類は可愛い生き物、と刷込まれていくのだろう。小学校低学年生は平気で触っているので、遺伝形質ではないのだろう。脳内操作が行われているわけだ。結構、怖いことだと思う、、、。
ついでに中学校も見てみる。中学校では、「動物の仲間」の単元が結構充実した。これまでは、「動物が幾つかの仲間に分類できること」とし、具体的には「脊椎動物を取り上げること、無脊椎動物は、その存在を指摘する程度にとどめること」となっている。なぜ、とどめる、、、。
新指導要領では、「脊椎動物の仲間」、「無脊椎動物の仲間」、「生物の変遷と進化」とナカナカ面白そう。進化と体のつくりを関連付けるのか、、、。本学の学生を教えている感じだと、自然選択と用不用説がごっちゃになっている人が多い気がするけど、大丈夫だろうか。
「無脊椎動物の仲間」が新しく入ったので、当然、それに絡んだ内容がごっそりと増えることになる。具体的には、「節足動物や軟体動物を観察し、脊椎動物と比較」を行うようだ。本学の先生が、本学の学生を対象にした研究では、節足動物の仲間を問うた質問(昆虫類と甲殻類と答えさせる)の正解率が、、、30%前後!2年生以上は、私の授業でピットフォールとツルグレンを経験しているのだが。
本学の学長は、学生のボランティア活動の充実をめざしたいみたいだけど、それどころではない気がする。
解剖は、色々と問題があることは間違いないと思う。今回、あえてやったのは、手技や臓器の理解もあるけど、生物学では、死んだ生物を扱わないと分からないことがあるということ、を理解してもらいたかった。殺すこと自体が無駄死にではなく、無駄死にしないように有効に利用することが大事だと。
とりえあず、これで研究に集中できそう。
今日は、カエルの解剖。昨年まではやってなかったけど、今年からやることにした。生理的に苦手な人が多いと思うので、色々と問題がありそうだけど、多分、自分でやるとは思えないので。
大学院生が解剖してくれた、口から肛門まで。
解剖をやろうと思ったキッカケは、来年から徐々に、いわゆる「ゆとり教育」が終わり新指導要領となる、こと。といつつ、私は何が変わったのかほとんど理解していないのだが。
文部科学省の新旧対照表を見てみる。と、小学校において、臓器の扱いが詳しくなったことが良くわかる。
「体内には、生命活動を維持するための様々な臓器があること」が増え、具体的には、「主な臓器として、肺、胃、小腸、大腸、肝臓、腎臓、心臓を扱うこと」とある。現行の指導要領では、消化系と心臓の働きは学んでいたが、「臓器を扱うこと」と具体的に記述されたのが大きな違いか。
文部科学省もナカナカ親切で、観察・実験の手引きなるものを公開している。いくつかざっと見た感じだけど、授業の流れの手引き、みたいで、具体的な実験例は、あまり載っていない?例えば、人と動物の骨格を比べて特徴に気づかせる、とあるけど、自分ならどうするかね。ナカナカ、難しい。
さて、臓器のところ(人の体のつくりと働き)を見てみる。臓器を学ぶ理由は、「生命維持装置を理解して、生命尊重の態度を育てる」ことなのか。解剖はすすめられているのかな、と思ったけど、魚の解剖が挙げられていた。カエルはやらないのかな?
キットこのあたりから、何となく、カエルとか昆虫は気持ち悪い生き物で、魚と鳥とほ乳類は可愛い生き物、と刷込まれていくのだろう。小学校低学年生は平気で触っているので、遺伝形質ではないのだろう。脳内操作が行われているわけだ。結構、怖いことだと思う、、、。
ついでに中学校も見てみる。中学校では、「動物の仲間」の単元が結構充実した。これまでは、「動物が幾つかの仲間に分類できること」とし、具体的には「脊椎動物を取り上げること、無脊椎動物は、その存在を指摘する程度にとどめること」となっている。なぜ、とどめる、、、。
新指導要領では、「脊椎動物の仲間」、「無脊椎動物の仲間」、「生物の変遷と進化」とナカナカ面白そう。進化と体のつくりを関連付けるのか、、、。本学の学生を教えている感じだと、自然選択と用不用説がごっちゃになっている人が多い気がするけど、大丈夫だろうか。
「無脊椎動物の仲間」が新しく入ったので、当然、それに絡んだ内容がごっそりと増えることになる。具体的には、「節足動物や軟体動物を観察し、脊椎動物と比較」を行うようだ。本学の先生が、本学の学生を対象にした研究では、節足動物の仲間を問うた質問(昆虫類と甲殻類と答えさせる)の正解率が、、、30%前後!2年生以上は、私の授業でピットフォールとツルグレンを経験しているのだが。
本学の学長は、学生のボランティア活動の充実をめざしたいみたいだけど、それどころではない気がする。
解剖は、色々と問題があることは間違いないと思う。今回、あえてやったのは、手技や臓器の理解もあるけど、生物学では、死んだ生物を扱わないと分からないことがあるということ、を理解してもらいたかった。殺すこと自体が無駄死にではなく、無駄死にしないように有効に利用することが大事だと。
とりえあず、これで研究に集中できそう。
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