2023年8月28日月曜日

プレスリリース

午前
・資料作成
・会議

午後
・資料作成
・論文書き

ヒメフナムシの論文のプレスリリースが公開された。論文の内容が日本語でまとめられています。筆頭著者のHarigaiさんが作成してくれました。

2023年8月23日水曜日

ヒメフナムシとフナムシの論文

午前
・標本整理

午後
・個人ゼミ
・資料作成

北大と共同で行なったヒメフナムシの研究が無事に受理され、今月、公開された。著者の「Touta Yokoi」は鳥取大の卒業生で西日本のDNA解析や形態観察を担当しました。

Harigai W., Saito A., Zemmoto C., Karasawa S., Yokoi T., Nagano A.J., Suzuki H., Yamamoto M. (2023)
History of the Terrestrial Isopod Genus Ligidium in Japan Based on Phylogeographic Analysis.
BMC Ecology and Evolution, 23: 38.

また、数年前から研究を行なっているフナムシに関する最初の論文が受理された。

色々と謎の多いシンジコフナムシに関する論文で、分子や形態から種の妥当性について検討するとともに、太平洋側では初となる浜名湖において本種を発見しました。

太田風歌・仲田彰男・松田彩・杉田幸司・唐沢重考 (印刷中)
宍道湖,中海,および,浜名湖のフナムシ相 (Crustacea: Isopoda: Oniscidea) について—シンジコフナムシ Ligia shinjiensis Tsuge, 2008 の分布に注目して.
Edaphologia

これでひとまずシンジコフナムシについては決着がついたつもりだったのですが、その後、対象を日本全域に広げて研究を進めた結果、さらに大きな謎に直面することとになりました。

2023年8月22日火曜日

砂柱

午前
・野外調査

午後
・データ整理
・論文書き

台風明けの砂丘。強い風が吹くと出現する砂柱が沢山みることができた。
今年は7月の大雨と先日の台風の影響で、砂丘に巨大な水たまりが形成され続けている。そのためか昼間でもかなりの数のカエルを見つけることができる。ヌマガエル。
多分、水生昆虫も多いと思う。水際を歩いていたコオイムシ?

2023年8月21日月曜日

登ったり、降りたり

午前
・卒論手伝い(野外調査)

午後
・資料作成
・論文書き
・研究相談

砂地を登ったり、降りたり。ほぼ1週間、クーラーにあたり続けたせいか疲れた。

そして、先日の台風の影響か樹木に溜まっていた砂を頭から被ってしまい、頭を振るたびに砂がパラパラ、、、不快な午後だった。

2023年8月9日水曜日

カワラハンミョウ

午前
・卒論手伝い(野外調査)

午後
・データ整理

ハマゴウに登るカワラハンミョウ。

2023年8月8日火曜日

ヤゴの脱皮殻

午前
・野外調査

午後
・研究相談
・データ整理

今年は大きなオアシスが継続的に出現しているせいか、ヤゴの脱皮殻がたくさんあった。
アマガエルも昼間から活動していた。

2023年8月7日月曜日

ヤマトグサ

午前
・データ解析

午後
・個人ゼミ
・原稿チェック
・データ整理

今季のNHK朝ドラは牧野富太郎博士が題材。神木隆之介さんの雰囲気とマッチして明るい感じで良かったが、、、先週から暗い話題に。

Wikiによると「子供は13人生まれ、その内7人(3男4女)が成長した」とのことなので、ここから明るい展開にできるのだろうか、、、不安。

とはいえ、植物学雑誌の創刊や、日本人による新種の発見の苦労話など、植物学の黎明期を存分に感じられて楽しい。教授とのイザコザも有名な話なので、「どのタイミングで」とむしろ楽しみだった。

植物学雑誌はオンラインで公開されているので誰でも観ることができる。7月のアクセスランキングは牧野富太郎博士関連がトップを独占、、、やはり観たくなる。
日本の雑誌で初めて新種記載されたヤマトグサの記載は、1889年3巻23号、日本植物報知第二(前號ノ續)の5〜6ページにある。

ちなみに、図は1887年1巻9号、セリゴナム一種ノ發見の図版で観られる。

また、ムジナモの驚くほど綺麗な線画は、1893年7巻80号、Notes on Japanese Plants, XIXの図版で観られる。

スエコザサで終わりだろうけど、これから明るい話題があるのか不安。

2023年8月4日金曜日

夏休み

午前
・資料作成
・個人ゼミ

午後
・授業
・個人ゼミ

前期の授業が終了。溜まった論文書き、標本整理を進める夏休みとなることを期待したい。

2023年8月1日火曜日

同級生対決

午前
・野外調査

午後
・生態学ゼミ(研究計画)
・データ整理

今日の砂丘は青空が綺麗だった。
竜王戦の挑戦者決定戦は伊藤匠六段が先勝。2002年生まれで藤井聡太竜王と同年代。

同級生対決が現実味を帯びてきた。

挑戦者決定トーナメントを眺めていると伊藤匠六段の快進撃とともに、その対局料にも目がいってしまう、、、