2011年5月25日水曜日

とうとう

来週の分類学会のポスターを明日、印刷に出さなければないけない。

今日の午前中は、ずっと授業。明日は、とある高校に行く予定。ということで、今日の午後だけで仕上げてしまおう、ということに。学生の口頭発表をそのまま貼付ける、という豪快な手抜きをしようかと思ったけど、、、。

結局、一から作ることに。


とりあえず版が完成。明日、見直して印刷へ。

ただ、解析不足は否めない。かなり突っ込まれるか、、、。話をそらす為の写真も用意。


ちなみに、サソリ”モドキ”という名前。当然、見た目が、サソリの擬き、に由来している。知らない人は知らないが(当たり前だけど)、日本にはサソリが2種いる。その内の1種、マダラサソリ。


確かに似ている。サソリは尾に針があるけど、サソリモドキは尾が鞭状。

英語では、サソリは、もちろんScorpionで、サソリモドキは、Whip Scorpionという。Whipは、鞭という意味なので、直訳すると、ムチサソリとなる。そして、(何気に小学生受けの良い)カニムシという動物がいるのだが、こちらは英語で、Pseudoscorpionという。Pseudoは「疑似の、偽の」という意味なので、直訳するとこっちが、サソリモドキだったりする。

これがカニムシ。落葉の下を探せば、普通に見つけることができる。といっても1〜2mm程度の大きさだけど。


最近は、ナゼかワラジムシ類の研究しているけど、元々は、サソリモドキとかその仲間の研究がしたくて沖縄に渡った。それから10年近く、とうとう学会発表する時が来た。