2011年6月30日木曜日

こんな世界

出前授業の準備、厄介書類、ゼミ+大学院授業、色々とバタバタした一日だった。

やっとSEMの調子が良くなってきたので、早く撮影をしたいと焦る気持ちが。Burmoniscus問題は土日で、SEM関係は決着を目指したい。

Burmoniscus問題。色々とやるべきことはあるのだが、まず、大きな問題として、日本のBurmoniscusは本当にBurmoniscusなのか?という根本的な疑問が残っている。日本産土壌動物(青木,1999)によるとAnchiphilosciaという、とても似た形態の属も存在するとされている。

この2属、、、とても似ている。もっとも重要な識別点は、顎脚と呼ばれる口器のこの部分。


拡大するとこんな感じで、この突起があるか、ないか、で属が分かれる。先日、どうにか確認ができたので、決着です。どっちに決着したかは論文で発表します。


ワラジムシ類の分類ってこんな感じ、、、。コシビロはもっと厄介そうなので、困った。