2015年2月18日水曜日

生物科学

生物科学の66巻2号が手元に届いた。「クモ研究の現在ー新たな義樹と視点からー」という特集が組まれている。

また、沖縄県民の島認知の論文も掲載されているが、考え方がナカナカ面白い。

人の移動動機の解明に向けてー島人の離島選好度と地理認知
松本ほか (2015) 生物科学, 66: 112–120

論文の目的とはズレるが個人的に興味をもったことをメモ。

1.観光心理学の伝統的課題として、「なぜ人は旅行するのか?」がある。
2.拡散の観点から見ると、ヒトはかなり例外的な生き物である。
3.旅行をする動機として「新規性」と「親近性」の異なる要因が重要と考えられていたのだが、最近の脳科学の研究からは、この2つは必ずしも相反するものではないことが分かってきた。
4.沖縄県民における他の島への親近性は「訪問経験」と「行政区分」が影響している。

初めて旅行するときには「新規性」を求め、再び訪れるには「親近性」が重要であることが分かっているそうで、観光地として成功するには再訪問者の増加が重要である。

したがって、親近性を高めることが重要であるのだが、この研究結果は、それには、まず1回訪れることが重要であることを示している。そのためには新規性が重要で、、、と政策を考えていくのかな?

具体的な応用方法は私にはすぐには思いつかないが、アプローチはとても面白いと思った。

データ解析やその結果の解釈などに慣れるのに、このようなテーマで勉強するのも良いのかなと思った。高校での課題研究などに応用してみたらどうだろうか。

サソリモドキ論文を再投稿、本日締切書類を作成・提出、チョウ修論の相談、データベースの勉強で終了。

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