授業の準備に結構はまってしまった。午前中は標本整理をしてから授業の準備。
午後、会議に出席後、PCR開始して、授業の準備をして終了。
対馬で見つかったArmadilloniscus notojimensis。以前にも登場している。
種小名から想像できるが、能登半島で見つかった標本に基づき記載された種。記載時には、Koshinisucusという新属も設立された。後に,Kwon(1995)により属の変更が行われたのだが、その際、本種はA. hawaiianusのシノニムであることが指摘されている。
しかし、それ以降の日本の図鑑では属の変更は行われているが、学名についてはKwonの考えを棄却している。この件は以下の文献で指摘している。
唐沢・川野 (2014)
島根県の陸生等脚類. ホシザキグリーン財団研究報告, 17: 19–54.
これも疑問種ということで。