2011年4月30日土曜日

タンポポ満開

SEM用に解剖を進める。久しぶりに解剖するので、すぐに疲れる。飽きてしまったので、半分を終えたところでSEM撮影を始める。こちらは予想外に快調。落とし穴がありそうで逆に怖い。

いくつかの標本は、あまり形態の知識がない時に無謀な解剖をしてしまい、必要な形態が失われていた。今回の発表では大きな問題にならないが、新種の報告には使えない。その際には、再度、採取に行く必要がある。

構内に沢山のタンポポが咲いている。とても身近なタンポポ。一見同じように見えるが、実は、複数の種が生息している。


総苞が反返っていると外来種

家の近くで普通に見ることのできる種は大概、外来種である。調べてみたら面白いかも。

本大学の構内でも私が確認したのは全て外来種でした。でも、種分類はなかなか難しい。本学の植物の先生のHPに詳しい説明があった

昨日、家に帰ってテレビを点けたらちょうど、ルパンがやってた。結構前の劇場版らしいが観たことがなかった。すでに最近の絵の雰囲気になってた。昔のルパンに慣れている世代としては、気持ちが悪い。ルパンにストーリーは求めない。大事なのはルパン、次元、五右衛門の3人全てに見せ場があること。そういう意味ではイマイチだった。

2011年4月29日金曜日

COIと16Sの不一致

今日から3連休。晴天は今日のみということで、やるべきことが多々。

出遅れ気味に大学にきて、シークエンスチェック。その後、簡単に系統樹を描いてみる。困ったことを発見。すぐに再実験をしたいところだが、昨日の時点で予算を使い切ったことが判明しているので、どうしようもない。放置しておくと忘れそうなのでメモ。

左が16S、右がCOI

基本的にはCOIと16Sで各クレード含まれるサンプルは一致しているけど、COIの右下のクレードがおかしい。16Sでは3つのクレードに含まれるサンプルが1つのクレードを形成している。形態を考慮にいれると16Sの系統樹が正しいと考えられるので、多分、偽遺伝子を読んだのだろう。今回は2つの領域を読んでいたので気づいたが、1領域しか読んでいなかったら間違った考察をしていたかも。サソリモドキはCOIのみなので、ちょっと怖くなってきた。

ミトコンが終わったら核も解析したいが、当分無理そう、、、。

ただ、16Sの結果が正しいとすると、なかなか面白い結果になっている。(連休明けに届くと思われる科研費の結果次第だけど)再実験は当分できそうにないので、学会では、怪しいデータを除いて発表することになりそう。

DNA-82-91、DNA-106・7・9・11がおかしい。プライマーを変えて実験?

2011年4月28日木曜日

GWへ

一日中、シークエンス結果のチェック。何か足りないな〜と思ってたら、前回の実験結果を完全に放置していた。

どうにか100個体は超えるか。とりあえずは恥ずかしくない発表はできるかな。明日、残りの分をチェックして、解析を始めたいところ。そして、GWは形態観察に集中したい。

サソリモドキは再解析、結果が大幅に変わることはなかったので安心。

卒論で、久しぶりにササラダニを観る。いつものことながら久しぶりにやると、思い出すのに時間がかかる。

完全に流行に乗り遅れたが、いまさら24にハマりそう。

2011年4月27日水曜日

まだまだ

予想通りシークエンスの結果が返ってきた。

結果もだいたい予想通り。キレイに読めているのもあるが、壊滅状態の多々。タテジマ関係は、温度や濃度を色々と試したが改善の兆候は見られず。プライマーを再検討する必要があるみたい。

鹿児島で見つかっている、興味深い種もプライマーを探る必要がありそう。コシビロの全容解明には、まだまだ時間がかかる。

サソリモドキは大きなミスが発覚し、初めから解析のし直し。講演要旨を提出してしまったが。結果が変わらないことを祈るしかない。

2011年4月26日火曜日

何だかんだ

明日の授業の準備に結構時間がかかった。毎年のことだけど、一年前の資料を見ると、色々と修正したくなる。で、何だかんだ、大幅改定になってしまい、2コマ分の準備に半日ちょっとかかった。

サソリモドキの解析手伝いと研究室ゼミの合間に、学会向け勉強をするつもりが、やはり、興味に負けてしまい、Cubaris論文書きを進める。明日、返ってくるだろうDNAの結果が良好なら、GWぐらいには原稿が書き終わるかな。

小学校の理科授業ではカブトムシシーズンに入ったのか。幼虫を2名に提供。

多分、誰かがせかしたのだろう。事務から、「科研はやっと法案が国会を通ったところで、内定決定にはもう少しかかる」という連絡がきた。こればかりは、待つしか無い。

新しく5名の3年生が研究室に所属することになった。ということで、今年度、卒論、修論を行うのは合計14名。予算がかなり減額になりそうなので(科研が外れたら瀕死)、新しい方向性を模索する良い機会かも。

最近、競馬もDVDもほとんど観ていない、という、私にとってはかなり危険な状況。発狂する前に、皐月賞の動画を、、、ん?、、、左回り?と思ったら、震災の影響で、東京競馬場で開催されていたのか。知らなかった。ヤエノムテキ以来の東京競馬場での皐月賞か。ハイレベルと言われる4歳世代が集結する天皇賞はテレビで観たいが。

2011年4月25日月曜日

ヒト以外への影響

学会に向けて、少しずつ勉強を始める。

Effects of non-human species irradiation after the Chernobyl NPP accident
Geras'kin et al.(2008)Environment International, 34, 880-897

チェルノブイリ事故によるヒト以外の生物の影響に関する総説。とりあえず、土壌動物と昆虫のとこをメモ。総説なので、調査方法などは不明。ただ、調査時に放射線量を測定していない論文は引用していないそうだ。

ちなみに、チェルノブイリ事故は、1986年4月26日に発生。多くの生物が成長や繁殖の時期であり、とくに影響を受けやすかった可能性がある。

1.リター性動物においては、被放射線量29Gyの地域では壊滅的影響、9Gyの地域で著しく個体数が減少した。

2.耕作地(?:arable soils)の土壌動物は、影響が比較的小さい。壊滅的影響の報告はない。このような環境では、土壌中に生息しているので、影響を受けにくい(?)。

3.種組成は個体数ほど影響は受けない。

4.ササラダニ(最大個体数の動物)は、爆発現場近くでは15種、30km地点で25種が発見された。文献上では33種が報告されている。

5.事故から1年後には少しずつではあるが個体数は増加した。放射線の影響は発生の初期段階(繁殖も含む)に影響が大きいと考えられることから、要因は周辺からの移入と考えられる。ミミズは対象区(非汚染?)の15%だが、卵嚢が確認された。土壌動物全体の個体数は、文献の45%程度。2.5年後には、個体数はほぼ完全に回復。ただし、種多様性は10年後でも事故前の80%程度。

6.甲虫やトンボでは、FA(対称性のゆらぎ)が大きくなった。10年後、甲虫の角(二次性徴)のFAは、事故前や対象区(非汚染?)と比べて大きな値を示した。

7.森林のリター性動物に影響が出るのは9Gy程度と推定され、1Gy以下では、まず影響はないと考えられる。

チェルノブイリは、とんでもない大爆発なので、直後、その周辺では、ほ乳類も含め根絶に近い状況になったようだが、事故現場から30km以内において、ネズミは翌年、より移動性の低い土壌動物でも2.5年後には個体数は復活したようだ。この結果から推測すると、(これらの動物にとっては)環境としては十分に生息可能で、外からの移入した動物が空いた環境で環境収容力まで増えるのだろう。

10年経っても多様性が低いのは、放射線の影響というよりは、分散力の低い種などが移入できないのが原因か。ただ、FAのように放射線の可能性が疑われる影響が10年後でも確認されているのは原因の救命が必要だ。

Gy(グレイ)は放射線量を表す値と考えれば良く、よく報道で使用されるSv(シーベルト)はヒトに特化した値らしい。HPによると、1Gy=1Svと考えて良さそうだ。リター性動物の被害ラインは「1Gy=1000 mGy=1000000 μGy(μSv)」で、これまでの積算量で最も高い値を示している飯館村でも約7mGy(6934 μSv)なので、まず福島では土壌動物への影響は確認されないと思う。それを証明するために、調査をする必要があるけど。

事故現場から30km以内は未だにヒトが住めない状況らしい。でも、動物や植物は復活しつつあり、人為的影響が無いおかげで、むしろ、個体数が増えたり、ワシの繁殖場所になったりと、生態系には良い影響が出てるかも、、、というやや皮肉も書かれている。

2011年4月24日日曜日

発送

昨日、上手くいかなったサンプルはプライマーを変更したら成功。

ただ、新しく抽出したDNAのうち、2サンプルがうまく増幅せず。アニーリングは35℃なので、次回はプライマーを変更(ISOPOD?)するのが得策?さらに、4サンプルはうす〜く2本のバンドが見えている気がする。これはアニーリングの温度をあげれば対処できるか。

再実験をしようかと思ったが、GW前に確実に結果をもらうために、今日中に発送しておきたい。ということで、54サンプル、108ランをシークエンスに。上手くいってくれ。

コシビロ標本データ入力を済ませる。2000本近くの標本があるので、これだけでも結構面倒な作業となる。

今週は、シークエンス結果が戻るまで、論文読みを進めておきたい。

2011年4月23日土曜日

一日中

PCR、泳動を繰り返して、上手くいったのは精製。最後に、昨日セットしたDNA抽出サンプルのPCRを始めて今日は終了。一日中、実験していた。

PCRは2サンプルを除いてシングルバンドが確認できた。上出来。

明日、シークエンスに出せるか。

福島は来年度、小中学校の教員採用人数をゼロにするとのこと。多くの生徒が県外に出ているための対処だとか。しょうがないけど、目指していた大学生は辛いだろうな。

2011年4月22日金曜日

正念場?

とうとうBurmoniscus論文を投稿。EUのトある国に旅立った。頑張ってくれ、、、長かった。

Karasawa S. and Honda M. (submitted) Phylogeography of the genus Burmoniscus (Isopoda, Oniscidea) in Japan, inferred from three mitochondrial DNA gene sequences

学生の頑張りにより、卒論の動画解析が軌道に乗った、、、か?何だか面白そうだったけど。そして、4年生は卒業後について、色々と考える時期。まっ、私の場合、卒業間際になって大変更したけど。

投稿を終えたので、Cubarisに復活と思ったが、学会関係で色々と勉強しなければならないことが続出。発表関係をまず安心、という状況にもっていくことが先決か。良く分からなくなってきたので、整理メモ。

土壌動物学会
自分口頭(コシビロ):あと100サンプル近くのシークエンスをやりたい。今回の目玉的存在については、今日、DNA抽出を始めたばかりだけど。土日で実験を終え、日曜か月曜にはシークンスに出したい。ただ、シークエンスに問題があるが、、、。形態については、Cubaris以外、全く手がついていない。形態はGWに全てをかける。

自分ポスター(青色ワラジ):応動昆のときに、重要なところは終えているので、今回は、見やすく配置すれば良いだろう(本当か)。ただ、ポスターの印刷に時間がかかるので、5月13日頃までには一通り完成させたい。

学生口頭(サソリモドキ):新しい解析をするか。やるとなると、、、かなりシンドイ。現状の完成度を高めることに専念した方が良いか。であれば、任せて大丈夫だろう。

分類学会
自分ポスター(サソリモドキ):土壌動物学会の内容を踏襲しつつ、形態データ増強?これまたポスター印刷に時間がかかるので、5月中には完成させておく必要がある。

国際学会
自分ポスター(コシビロ):土壌動物学会の内容を踏襲しつつ、進化に関する議論を大幅に増強。ポスター印刷を学外にお願いするので、6月早々に完成させる必要があるか。

学会向け勉強と合わせて、ゴールデンウィークが正念場になりそう。月曜と金曜に授業がないので、結構時間がとれそうなのが救い。ただ、5月中にヒノキ林調査が入るはず。あと、土日が1回集中講義で潰れるのが、何気に痛い。

厄介書類なんてやっている余裕はない。絶対に戻ってくるな!

2011年4月21日木曜日

とうとう

海外銀行への送金に一苦労。

某銀行の窓口で対応してもらったけど、初めはスロベニアには送金できないと。その後、本部?と電話で相談して可能だと。「ここにはこれを書けば良いんですか?」と聞いても、この書類の通り書いて下さい、としか教えてくれず、良く分からないまま、書いてしまった。本当に送金できたのだろうか。

相変わらず厄介書類に苦戦しつつも、やっとの思いで提出できた。もう二度と戻ってこないで欲しい。

Burmoniscus論文は、一応、完成。明日、読み直して投稿できるだろう。FigはTiffで保存しているが、4枚のFigのうち一枚がなぜかImage Jでは開けない。GIMPとかプレヴューだと開ける。色々と試したが改善されず。EPSでも良いらしいので、そっちにしようか迷う。

2011年4月20日水曜日

反省

授業×2、厄介書類でほぼ終わった。

本格的に講義が始まった。さすがに4年目にということで講義に慣れたのか、1枚のスライドで話す時間が長くなったみたい。ややオーバー気味になってしまった。来週からはスライドの数を減らした方が良さそう。

ただ、声の出し方は慣れず、例年のごとく、かすれ気味。

合間にBurmoniscus論文の修正。DDBJからアクセッション番号が届いたので(公開は後日)、明日投稿できるか、、、。

2011年4月19日火曜日

DDBJの緯度経度

色々とやった気がするけど、何をしたのか覚えていない一日。

DNA登録に関連したメモ。DDBJへの登録の緯度経度は10進法でなければならない。私の使っているGPSでは、60進法(分、秒)で示されているので、計算する必要がある。計算方法はネットで色々と紹介されている

DDBJの方で計算してくれたが、少数点以下第2位が0のときはずれているかも。私の計算が間違っているのかもしれないが、、、。

あと、相変わらずの厄介書類、明日の授業の準備×2、PCのネット接続、何気に苦戦してしまったPCのプリンター設定、、、

他には、卒論のコシビロシークエンスや、同じく卒論の動画解析が上手くいかないことなども判明。こちらは認知しただけで、とくに対応はしていないけど。

完全に卒論・修論放置状態。ただ、今はBurmoniscus論文に集中。

2011年4月18日月曜日

長旅

英文校閲を参考に英文を修正している。とても勉強になったのが、Weを主語にした能動態を用いること、と、Resultsに(意味に合わせて)現在形を使用すること。

能動態と受動態は、文脈によって使い分ける必要があるのだが、(近年は)全体的には能動態の方が好まれる(ネイティブが使う)ようだ。ネットでも色々と出てくる。私が・・・と主張した方が良いということかな。

あと、Resultsは研究の結果で、すでに済んだ事象なので過去形にする、と習った記憶があるが、必ずしもそうでなく、やはり、文脈に沿って過去形と現在形を使い分ける必要があるらしい。こちらも色々なサイトに書かれている。 なかなか難しい。

文末のhoweverとかも使いにくい。

5月下旬から6月にかけて、北海道、沖縄、そして、スロベニアと学会に飛び回る。出張にすると年間の研究費がなくなってしまうので、休んで私費で行くハメに。ということで、遊んでも文句を言われない。

スロベニアの航空券が厄介なほど高いのだが、それ以上に厄介なのが、移動にとても時間がかかること。乗り物嫌いな私にとっては最悪な状況、、、。


福岡→成田→シャルルドゴール(フランス)→スロベニア

航空券を購入するのに、パスポートが必要だったので、久しぶりに見てたら、発行は同然、外務省なんだけど、印刷は財務省でやっていることが判明。お金を印刷しているところか。


2011年4月17日日曜日

いい加減、、、

土日は大学に来るのがどうしても遅くなるな。そして、遅く来たにも関わらず、厄介書類にかなりの時間を割くハメに、、、。

週明け早々には意地でも投稿しなければ、ということで、DNAデータを再チェックして、ようやく登録を終えた。全部で336データになった。

日本の土壌動物研究の総本山的存在横国大土壌生態学研究室の中森さんが放射生態学のリンク集を作成している。とても優秀な人で、放射線が土壌動物に及ぼす影響を研究している数少ない研究者である。

2011年4月16日土曜日

完成度

英文校閲から戻ってきた。かなり直されている。いつになっても英語が上達しない。修正して早く投稿したいところ。

何気に厄介書類が再燃している。本当は本日、話し合う予定だったけど、共著者ともどもぐったり感たっぷり、ということで、後日に。

高菜漬けはナカナカの完成度。結構な量があるので、全部漬物として食べるには無理がある。豚キムチのキムチの代わりに使ってみた。

2011年4月15日金曜日

どこに行くの?

Radiation ecology of soil animals
Krivolutsky(1987)Biology and Fertility of Soils, 3, 51-55

放射能汚染が土壌動物に及ぼす影響を検討し、ミミズの指標性を示した論文。(ほぼ自分の研究の)総説なので、詳細なデータや実験方法は分からない。

1.実験的にストロンチウム90(90Sr)を添加した野外実験では、大型土壌動物(?論文中ではmesofaunaとなっている)が減少した。とくに、ミミズと多足類(ヤスデとムカデ)が著しく減少している。原因は、放射能汚染濃度の高いリターや土壌表層を利用するためと思われる。

2.また、小型土壌動物では、種多様性の減少が認められ、とくに、ササラダニで顕著であった。さらに、卵や蛹の時期を土壌で過ごす昆虫は影響を受けやすい。

4.昆虫、ミミズ、クモ、ワラジムシの致死量は、50〜200kr。その値は、植物よりも高い。*kr:放射線の単位と思われるが不明。

5.ストロンチウム90添加実験では、13年後、5〜10%が植物に吸収されるのみで、ほとんどが土壌表層(地下10cmまで)に残存した。

6.室内実験では、数100〜数1000radsで、いくつかの種において生殖不能や卵の死が認められた。ただし、野外では、他の要因(温度など)との複合的な要因を考慮しないといけない。*rad:吸収した放射線量の総量の単位。

7.ラドン226(226Ra)を野外に添加する実験を行った。ササラダニ、ハエ幼虫、甲虫幼虫、ミミズで個体数の減少が認められた。また、ミミズについては、性成熟や中腸の皮膜組織に異常が見られた。

8.土壌も食べるミミズの場合、汚染土壌を接触すると外部と内部の両方から被爆するため、放射能汚染の重要な生物指標となる。

ロシアの研究だけど、操作実験の研究をまとめたものであり、チェルノブイリ(1986年)に関連した論文ではない。したがって、この研究で示されている放射線量が、どの程度のものなのかは不明。決して、福島で土壌動物が減少するということを意味しているのではない。

予算節約のため、研究費でPCを購入しないように、という良く分からない通達がきた。どう考えても研究の必需品だと思うけど。この大学はどこに向かおうとしているのだろう。

ちなみに昨日購入したPCは私費。研究室にある5台のPCのうち4台が私費だったりする。予算は無くても必要な訳で、、、。

2011年4月14日木曜日

買ってしまった

Burmoniscus論文の解析で少し気になるところが見つかった。とっても面倒だけど、やっぱり再解析した方が良いだろう、ということで、解析開始。まっ、結果が大きく変わることは無い。何度やり直したことか。

ほとんど衝動買いに近い感じでPCを買ってしまった。MacBook(手前)からMacBook Pro(後方)にちょっと昇格。しかし、13インチ版なので、性能はほぼ変わらず、、、意味がない。

データを移送中

2011年4月12日火曜日

助かった

明日から授業だと思ってたら今日もあった。複数担当の授業で助かった。

Burmoniscus論文を修正して英文校閲に出す。今週中には返ってくるみたいなので、土日に修正して、来週早々に、「やっと」投稿できそう。

修正点を指摘されていた、国際学会のアブストを再提出。何回か、「いい加減提出しろ」と催促メールがきていたRegistrationもやっとのことで提出。あとは参加費用を支払うだけ。ただ、航空券が予想より遥かに高く若干ビビってる。私費だし。

今週から研究室ゼミが開始。ナカナカ勉強になった。

そして、明日の講義×2の準備、事務書類書きをして、一日が終了。

明日の午後〜日曜日が勝負どこか。Burmoniscus論文を完成、Cubaris論文の形態部分の文章書き完成、といきたい。あと、動物分類学会の講演要旨が金曜日締切。

2011年4月11日月曜日

Rで類似度

雨が降ったら急に寒くなった。

助成金書類の見直し・修正に思ったより時間をくってしまった。他に事務書類×1を書いて午前中が終わり。

昼から結構大事な用事で、博多にお出かけ。大学に戻って、BurmoniscusのDNA登録の続きを少しだけして終了。

明日は、水曜日の授業の準備があるが、どうにかBurmoniscusのDNA登録を終え、英文校閲に出してしまいたい。

本日届いた日本生態学会誌にRを使った座標付けに関する総説が載っていたのでメモ。

生物群集解析のための類似度とその応用:Rを使った類似度の算出、グラフ化、検定
土居・岡村(2011)日本生態学会誌, 61, 3-20

まだ、ほとんど読んではいないが、だいたい知っている方法かな。最近では、群集解析にベイズ法が用いられることもあるので、そのあたりとの関係は、一度、しっかりと勉強しておかないとマズそう。

ただ、巻末にRコードが載っているので、とても助かる。数学部分も分かりやすく記述されているので、大学院の実習の教科書に使えるかな。

サソリモドキCOI、コシビロCOIと16Sをシークエンスに出す。

2011年4月10日日曜日

どうにかこうにか

疲れた。

どうにか共同研究論文の修正を返信。助成金書類は、とりあえず書き終え、明日、見直して発送できるだろう。

私が子ども頃、日曜日の夜7時頃から、世界名作劇場というアニメ番組があった。これを観ると、休みが終わったな、、、って、少し寂しい気持ちになった。

色々と名作があって、あの宮崎駿が監督?したアルプスの少女ハイジとか、あらぐまラスカルとか、フランダースの犬とか。ムーミンが最初だったのか

上記3番組がとても人気あるだが、個人的に一番好きだったのが、トムソーヤの冒険。とくに、木の上に住むハックが好きだった。子ども向けアニメなのに、インジャンジョーが普通に殺人をしてビビった記憶もある。

アニメでは、わんぱく少年の冒険活劇風に描かれているが、原作のトムソーヤの冒険ハックルベリーフィンの冒険では、ハックもインジャンジョーもマイノリティーで色々と迫害を受けたり、黒人奴隷が出てきたりと、社会的暗部も何気に描いている。たしか、アニメでも白人の親が子どもがハックと遊ぶを止める、というシーンがあったと思う。

ちなみに、原作者はマーク・トウェイン。あのディズニーランドのデカイ船の名前になってる。これは、ウォルト・ディズニーがマーク・トウェインに憧れていたためだとか。

そのトムソーヤの冒険が、今度、DVDとして発売されるらしい。買ってしまいそう。



ちなみに、ルパン三世はすでに持っている。初期のルパンはシリアスで、現在のルパンのイメージとかなり違う(漫画に忠実らしい)。

2011年4月9日土曜日

中途半端

DNA登録と助成金書類を交互に行って、どちらも中途半端に終わった。

高菜漬け。初日。


そして、3日後。みごとに水が出てきた。塩もみなることをした。そのおかげで細胞内外で塩分濃度に差が生じて、結果、細胞内の水分が外部に出てくるのかな。


昨日のボクシングは、長谷川穂積のみが負けてしまった。素人目にも上手くかみ合っていない感じがした。昔のような強いボクシングをもう一度見たい。

2011年4月8日金曜日

楽しみ

新年度が始まったせいか、昔の知人と連絡を取る機会が増えた。久しぶりに話をするのは良いもんだと実感。しかし、今日は、これといった大きな出来事はなかった気がするが、あまり物事が進まない一日だった。

動物分類学会への参加申し込み、土壌動物学会の入金を終えた。分類学会では、サソリモドキを話す予定。マニア受けしそうなネタなので。

卒論コシビロ実験。とうとうアニーリングを31℃まで下げたら、シングルバンドが確認できた。明日、シークエンスに出せるだろう。

Burmoniscus論文のDNA登録に手こずっている。未だに終わらず。

土日で、Burmoniscusの登録、共同研究論文の修正、助成金の応募、を終えなければいけない状況。

ここ最近の最大の楽しみだった、ボクシング世界王者3人同時防衛戦。ライブで観るつもりだったが、一応、録画して正解だった。帰り際に、、、厄介書類が。もう結果が出ているのか。

2011年4月7日木曜日

申し込み

卒論のコシビロに苦戦。どうにもこうにも上手くいかない。COIarch、35℃で多数がダメ。私も使いたいデータなので、少し手伝ってみるが、どうか。

ここ最近は、時間に追われる日々。Cubarisにはいつになったら戻れるのだろうか。このまま全てを忘れてしまいそうなので、エイヤっで学会の参加申し込みだけを済ませてしまう。後日、講演要旨を読んで、キット後悔するだろう。


私が関係するのは3題。

2011年4月6日水曜日

安心してしまった

ナゼか投稿し終えた気分になっていた、、、Burmoniscus論文。放置していることに気づいた。一通り書き終えて、知り合いの研究者に読んで頂くために送付して、安心してしまったらしい。とりあえず、何よりも優先してこれを仕上げなければ。

卒論のコシビロのPCRの成績が悪い。42℃、ISOPODで上手くいかず。明日、アニーリング温度を大幅に下げて試す。そう簡単にはいかないか。

授業の準備もぼちぼち始めないと。厄介書類とかに時間を使っている場合ではない。かなり追いつめられてきた。

忘れないようにメモ。金曜日が、土壌動物学会と分類学会の締切。

2011年4月5日火曜日

挑戦

年度始めということで、色々と書類書きが続く。今日一日頑張って、とりあえず事務手続き関係は終わった。

以前、頂いたスマトラオオヒラタクワガタ。そろそろ成虫になったかな?と思って見てみたら、、、死んでしまった。何がいけなかったのか。


福岡のラーメン屋には必ず置いてある付け合わせ、高菜のみじん切り。関東では全く食べない、という訳ではないが、それほどメジャーな食べ物ではない。Wikiによると、福岡と熊本が名産とのこと。

めはりずし、の葉は高菜だったのか。知らなかった。

先日、スーパーで初めて漬け物になっていない高菜を発見。ということで、高菜漬けに挑戦してみることに。色々と作り方があるみたいだけど、どうなることか。

干している最中

2011年4月4日月曜日

ちょっと安心

昨日、科研費の内定通知が出ているって書いたけど、、、よくよく見ると、「特別推進研究、基盤研究(S・C)、挑戦的萌芽研究、若手研究(S・B)、研究活動スタート支援」は継続だけだった。これらの新規はまだみたい。

ということは、私の対象は、まだ、内定が出ていないのか。ちょっと安心。基金化に関連する法案が国会を通らないのが原因だとか。

今日は一日中、書類書き。昔書いた書類のコピー&ペーストで対応できると思ったら、微妙にフォーマットが変更されており、結局、全て見直し。

明日は入学式。式には出ないが、1年生向けの自己紹介がある。書類書きを終えて、Cubarisに早く戻りたい。

2011年4月3日日曜日

疲れ?

2日連続で12時間以上寝てしまうという失態。疲れてるのか?

今日は、どうにか大学に来て、CubarisのDNA抽出、PCR、電気泳動まで終える。16S、44℃でシングルバンドを確認。とりあえず一安心。

新しい書類書きが発生。なかなか面倒な書類だけど、今回のは、私が他の人に迷惑を掛ける書類なので手抜きをするわけにもいかず、、、。数時間苦しんで、大体終わった。明日見直して、火曜日に提出したいところ。

科研費、若手Bの内定通知は遅れるという噂だったけど、1日に内定通知が出たのか、、、。出たのか、ということはもちろん連絡が来ていない、、、。ダメだったか。今年は、行動研究に力を注ぐことにしよう。応募するつもりはなかったけど、とある助成金に応募しないと。また、書類書きが増える。

2011年4月1日金曜日

横顔

厄介書類が、、、。

コシビロでは、属レベルの分類に必要な形質を示すために、頭部横顔の図が必要。かなり複雑な構造なので、SEM写真だと分かりにくくい。ということで、線画を準備。

向かって右が正面

GIMPInkscapeで作成した図は、レイヤーを含むのでsvgファイルで保存しなければならない。


しかし、全体の側面図を書き終え、とりえず保存と思ったら、、、間違ってjpgファイルで保存してしまい、その直後、フリーズ。やり直し。