ササラダニお絵描き。封入液が乾燥してない状態で油浸で観察したら、標本が動いて面倒なことに。結局、一日がかりになった。ちょっと授業の準備も進める。
鋏角。これで、餌を物理的に破砕する。可動部の縦横比で餌の種類がおおよそ推定できる。土壌生態学入門(金子,2007)の図4−11を参考に餌資源を推定してみる。
可動部の長さ/基部の幅=0.508で、体長はだいたい400μmぐらいなので、砕片食者か微生物食者の可能性が高い。マングローブのコルク質の部位にのみに生息しているので、コルク質の砕片を食べていたら面白いが、系統的制約の方が強いだろうな、、、。金子先生の原著では、このあたりの議論はしてたかな?これも要勉強。
こちらは触肢。かなり小さい器官なので、ころころと回転してしまい、絵を描くのがかなり面倒だった。ただし、この部位は科を決定するのに、非常に重要な部位なので、諦める訳にはいかない。
SEMと比べると、雰囲気が結構ちがうな。困った。