2011年10月3日月曜日

ハンデ

とうとう授業が始まってしまった。準備で終わった。今日は何も出来ず。

凱旋門賞は日本馬は惨敗だったようで。ここ最近は3歳馬が圧倒的に強い(日本馬は4歳以上だった)。

競馬は基本的に2歳でデビュ−。3歳になるとダービーとか大きいレースがあるけど、人間でいうと高校〜大学生ぐらい、という印象。まだ成長段階なので、本来であれば、4歳以上の方が強い。しかし、競馬は予想を楽しむギャンブルなので、強いと分かってしまっては面白くない。そこで、3歳と4歳が闘うときは、3歳にハンデが与えられる。ハンデは、騎手とか鞍とかを含めた重量が軽減することで作られる。

で、このハンデが凱旋門賞で3歳が強い原因になっているのではないかと。凱旋門賞では、4歳以上オスは59.5キロ、3歳オスは56キロ、4歳以上メスは58キロ、3歳メスは54.5キロ、と3.5キロの差がある。

同時期(秋〜冬)、日本では、普通、4歳以上オスは57キロ、3歳オスは55キロ、メス馬はさらに−2キロ、となっており、3歳のアドバンテージは2キロ。さらに、凱旋門賞では、4歳以上オスは59.5キロというかなりの重さを背負って走ることになる。

これが、凱旋門賞で3歳が有利な理由とか。そのうち、日本からも3歳馬の参戦があるかな。

ちなみに、鞍を含めて50数キロということは、騎手自体は50キロ前後でないとダメ。なので、騎手学校の受験資格に体重制限があり、最高でも46.5キロで、卒業時に47.5キロを超えていたら卒業できないらしい。

日本のGI、スプリンターズSは紅一点のカレンチャンが優勝。「なでしこ」って言ってたけど、今年の流行語かな。