2019年9月4日水曜日

樹冠開空度

午前
・標本整理

午後
・論文整理

林内の光環境の測定に、樹冠の空き具合(樹冠開空度)を計測することがある。

樹冠開空度の測定には魚眼レンズを用いて撮影した画像が必要なのだが、魚眼レンズ+それを設置するカメラが結構高価で、普段あまり使わない身としては購入を躊躇してしまう。

そこで、RICHOが販売している360度の撮影が可能なTHETAで撮影した画像から樹冠開空度を計測する方法が、以下の論文で開発された。しかも、Rでできる!

Sky view factor measurement by using a spherical camera.
Honjo et al. (2019) Journal of Agricultural Meteorology, 75: 59-66.

まだ、やっていないので、どれぐらい難しいかは分からないが、論文を読んだ感じだとそれほど難しくはなさそう。