2019年9月10日火曜日

RICHO THETA+Rによる樹冠開空度

午前
・大学業務

午後
・卒論手伝い(DNA実験,添削)
・学会業務

鳥取には影響がなかったので実感がわかないが、先日の台風は、茨城、千葉はかなり大変だったそうだ。オールブラックスが千葉県(松戸?)で合宿するみたいだけど、大丈夫なのかな?

RICHO THETA+Rによる樹冠開空度を計測は、とても楽だった。

まず、THETAで写真を撮る。学生が撮影したので、撮り方の詳細は不明だが、多分、ボタンを押すだけ。

するとこんな感じの写真が撮れる。これは、cylindrical projection(中央円筒図法?)と呼ばれるそうだ。


RICHOのサイトから専用のappをダウンロードすると、このように変換できる。


Rでの解析に必要なのは、cylindrical projectionの方で、これを使ってGitHubのコマンドを実行するだけ。

Rでequal-area projection(等積投影図法?)に変換した画像、


それを二値化した図。閾値などの詳細も設定できる。


で、この白ピクセルと黒ピクセルの数から、空の面積割合を計算してくれる。

equidistant projection(正距離図法?)の図も出力できる。多分、この図を用いた計算もできる。


カメラも軽く、頂点も自動で合わせてくれるので非常に楽です。論文では、既存の方法と比較して大きな差はないことが示されている。オススメ!