午前
・授業
・授業準備
午後
・卒論手伝い(添削)
・会議
・卒論手伝い(研究相談・添削)
やっと卒論が本格的になってきた。
フナムシ論文の別刷PDFが届いた。
日本語とは言え、やっぱり印刷物をみると嬉しい。
太田風歌・仲田彰男・松田彩・杉田幸司・唐沢重考 (2024)
宍道湖,中海,および,浜名湖のフナムシ相 (Crustacea: Isopoda: Oniscidea) について—シンジコフナムシ Ligia shinjiensis Tsuge, 2008 の分布に注目して.
Edaphologia, 114: 29-30.
昆虫と自然に続き、幸先の良い出だし。
2024年1月24日水曜日
2024年1月22日月曜日
昆虫と自然2024年2月号
午前
・授業
・授業準備
午後
・資料作成
昆虫と自然 2024年2月号 土壌昆虫と節足動物 多様性と生態系機能
2024年2月号の昆虫と自然は土壌動物特集。
卒業生と共著でワラジムシ亜目の種分類について書きました。
唐沢重考, 横井登太 (2024)
ダンゴムシ・ワラジムシの種分類の現在
昆虫と自然, 59: 23–28.
・授業
・授業準備
午後
・資料作成
昆虫と自然 2024年2月号 土壌昆虫と節足動物 多様性と生態系機能
2024年2月号の昆虫と自然は土壌動物特集。
卒業生と共著でワラジムシ亜目の種分類について書きました。
唐沢重考, 横井登太 (2024)
ダンゴムシ・ワラジムシの種分類の現在
昆虫と自然, 59: 23–28.
2024年1月19日金曜日
2024年1月15日月曜日
2024年1月12日金曜日
2024年1月11日木曜日
2024年1月9日火曜日
ゴキブリ・マイウェイ
午前
・シーケンス準備
・授業準備
午後
・Rゼミ
・論文書き
ゴキブリ・マイウェイ この生物に秘められし謎を追う
面白いです。
タイトルから想像できる通りゴキブリに関する本だが、ゴキブリの生態を単に紹介しているのではなく、ゴキブリを研究している若き研究者の生き様を写した本である。
ゴキブリを好きな人は少ないと思うが、昆虫の研究では、まあまあの人気者である。
不快害虫としての研究はもちろん多いのだが、ゴキブリの多くは森林の中で生活しており、枯死材のなかで生活する種もいる。
枯死材はリグリンとセルロースという動物には分解しづらい物質の塊なので、ゴキブリは枯死材をどのように利用しているのか、さらには、分解者としての機能・役割など、生態学的に興味深い動物なのである。
また、子育てをする種もいるため社会性という観点からも興味深い。
著者の対象も枯死材で生息するクチキゴキブリという種なのだが、上記のような分解者や子育てとは違った観点で研究をしている。
そもそも昆虫好きだったそうだが、ゴキブリに興味を持つようになったのは、高校時代に総合的な学習の時間(のようなもの)で研究課題を探しているときに、先生がマダガスカルオオゴキブリを紹介してくれたためだった。
その後、九州大学に進学し、卒業研究でクチキゴキブリの研究を開始するのだが、そこで、世界で初めて、雌雄がお互いに翅を食い合うという現象を発見した。
現在進行形で進められている研究なので、何のために翅を食い合いをしているのかついて、はっきりとした答えは書かれていないが、ゴキブリはとても綺麗好きなのかもしれないそうだ。
翅の食い合いという興味深い現象の紹介だけでも十分に面白いのだが、卒業研究から博士課程までの生き様(苦悩?)を分かりやすい文章で面白おかしく紹介しており、まるで小説のように読める。
また、所々に著名な先生が登場し、金言を与えるのだが、著者を経由して読者の心にも響く。
ただ、個人的に一番印象的だったのは、「生態学」に興味があった筆者は、大学1年生のとき、待ちに待った「生態学」の授業を受講することになるのだが、ストライクゾーンが外れた気がした、というところ。
その後、図書館で本を探し、とうとう筆者の専門となる「行動生態学」に出会うこととなる。ちなみに、行動生態学は、動物の行動を進化(機能)の観点で説明を目指す学問である。
私自身も学生時代、漠然とマクロな生物学への関心があったが、個体群や群集に対して強い興味は沸かなかった。その後、行動生態学というか進化生態学のアプローチを知り、もっと生き物を知りたいという衝動に駆り立てられた。「中高校でなぜ、これを教えないのだ。もし、大学で出会えなかったら中高校の先生を恨んだぞ」とさえ思った。
といつつ、行動生態学の研究はしていないのだが。ただ、動物生態学という授業では、個体群や群集にしようか、行動生態学にしようか迷った結果、現在は後者を扱っている。前者を期待している学生が多いか?と思うこともあるが、この本に(勝手に)励まされた気になった。
これから卒業研究を始める人、大学院進学をする人・考えている人、そして、研究室生活を経験したことが無い人にも、ぜひ、読んでもらいたい一冊。著者はYoutubeもやっているそうなので、そちらも観てみるのも良いかも。
目次
第1章:やんばるの地に降り立つ
第2章:謎の行動、翅の食い合い
第3章:三度の飯より研究
第4章:クチキゴキブリ採集記
第5章:実験セットを構築せよ!
第6章:戦場でありフェス、それが学会
第7章:翅は本当に食われているのか?
第8章:論文、それは我らの生きた証
第9章:ゴキブリの不思議
第10章:研究者という生き物
・シーケンス準備
・授業準備
午後
・Rゼミ
・論文書き
ゴキブリ・マイウェイ この生物に秘められし謎を追う
面白いです。
タイトルから想像できる通りゴキブリに関する本だが、ゴキブリの生態を単に紹介しているのではなく、ゴキブリを研究している若き研究者の生き様を写した本である。
ゴキブリを好きな人は少ないと思うが、昆虫の研究では、まあまあの人気者である。
不快害虫としての研究はもちろん多いのだが、ゴキブリの多くは森林の中で生活しており、枯死材のなかで生活する種もいる。
枯死材はリグリンとセルロースという動物には分解しづらい物質の塊なので、ゴキブリは枯死材をどのように利用しているのか、さらには、分解者としての機能・役割など、生態学的に興味深い動物なのである。
また、子育てをする種もいるため社会性という観点からも興味深い。
著者の対象も枯死材で生息するクチキゴキブリという種なのだが、上記のような分解者や子育てとは違った観点で研究をしている。
そもそも昆虫好きだったそうだが、ゴキブリに興味を持つようになったのは、高校時代に総合的な学習の時間(のようなもの)で研究課題を探しているときに、先生がマダガスカルオオゴキブリを紹介してくれたためだった。
その後、九州大学に進学し、卒業研究でクチキゴキブリの研究を開始するのだが、そこで、世界で初めて、雌雄がお互いに翅を食い合うという現象を発見した。
現在進行形で進められている研究なので、何のために翅を食い合いをしているのかついて、はっきりとした答えは書かれていないが、ゴキブリはとても綺麗好きなのかもしれないそうだ。
翅の食い合いという興味深い現象の紹介だけでも十分に面白いのだが、卒業研究から博士課程までの生き様(苦悩?)を分かりやすい文章で面白おかしく紹介しており、まるで小説のように読める。
また、所々に著名な先生が登場し、金言を与えるのだが、著者を経由して読者の心にも響く。
ただ、個人的に一番印象的だったのは、「生態学」に興味があった筆者は、大学1年生のとき、待ちに待った「生態学」の授業を受講することになるのだが、ストライクゾーンが外れた気がした、というところ。
その後、図書館で本を探し、とうとう筆者の専門となる「行動生態学」に出会うこととなる。ちなみに、行動生態学は、動物の行動を進化(機能)の観点で説明を目指す学問である。
私自身も学生時代、漠然とマクロな生物学への関心があったが、個体群や群集に対して強い興味は沸かなかった。その後、行動生態学というか進化生態学のアプローチを知り、もっと生き物を知りたいという衝動に駆り立てられた。「中高校でなぜ、これを教えないのだ。もし、大学で出会えなかったら中高校の先生を恨んだぞ」とさえ思った。
といつつ、行動生態学の研究はしていないのだが。ただ、動物生態学という授業では、個体群や群集にしようか、行動生態学にしようか迷った結果、現在は後者を扱っている。前者を期待している学生が多いか?と思うこともあるが、この本に(勝手に)励まされた気になった。
これから卒業研究を始める人、大学院進学をする人・考えている人、そして、研究室生活を経験したことが無い人にも、ぜひ、読んでもらいたい一冊。著者はYoutubeもやっているそうなので、そちらも観てみるのも良いかも。
目次
第1章:やんばるの地に降り立つ
第2章:謎の行動、翅の食い合い
第3章:三度の飯より研究
第4章:クチキゴキブリ採集記
第5章:実験セットを構築せよ!
第6章:戦場でありフェス、それが学会
第7章:翅は本当に食われているのか?
第8章:論文、それは我らの生きた証
第9章:ゴキブリの不思議
第10章:研究者という生き物
2024年1月5日金曜日
2024年1月4日木曜日
ギックリ腰
午前
・DNA抽出
・データ整理
午後
・原稿書き
年末に久しぶりにアブローラーをやったら左肩付近に強い張りが出て、首も肩もほとんど動かせない状態になってしまった
元旦には違和感が残る程度にまで改善されたのだが、夜中に前屈をしていたら、今後はギックリ腰を発症した。現在は、強めの違和感がある程度にまで回復。
冬の風物詩になってきた。必ずしも「ギックリ腰」と書いていないので検索に引っかからない、、、こういう時のために記録しているのに。
2023年1月23日。クライミング中に発症。この時は出先だったので、焦ったことを覚えている。車に乗ることが大変で帰れないかと思った。
2021年1月10日。今年と同じく前屈中に発症。
2020年1月22。大学で椅子に座るときに発症。記憶にある限りでは、この時が最初。
2022年は発症しなかったのか、記録するのを忘れたのか、見つけられないのか分からない。
見事に全て1月に発症。
毎年経験していると、痛みとの戦い方も少しずつ分かってきた。
ひとまず、発症した瞬間は何もできない。唯一の正解(痛くない角度)を探して、じっとするしかない。
時間が経つと、少しずつ正解の範囲が広がるので、安静な場所へ移動する。そして寝る。
翌日になると正解の範囲が広がり、逆に、危険な角度を避けるように過ごすことになる。私の場合、少し背筋を伸ばしたときが危険。
分かってはいるけど、支払いをするときとか、走るときとか、何気にこの体勢になるようで、「ジワ」と感じたら直ぐに正解の体勢に戻さなければならない。
そして、1週間から10日間ぐらいは、再発しやすい状態になっている。でも、再発の場合は痛みが治るのが早い、、、気がする。
・DNA抽出
・データ整理
午後
・原稿書き
年末に久しぶりにアブローラーをやったら左肩付近に強い張りが出て、首も肩もほとんど動かせない状態になってしまった
元旦には違和感が残る程度にまで改善されたのだが、夜中に前屈をしていたら、今後はギックリ腰を発症した。現在は、強めの違和感がある程度にまで回復。
冬の風物詩になってきた。必ずしも「ギックリ腰」と書いていないので検索に引っかからない、、、こういう時のために記録しているのに。
2023年1月23日。クライミング中に発症。この時は出先だったので、焦ったことを覚えている。車に乗ることが大変で帰れないかと思った。
2021年1月10日。今年と同じく前屈中に発症。
2020年1月22。大学で椅子に座るときに発症。記憶にある限りでは、この時が最初。
2022年は発症しなかったのか、記録するのを忘れたのか、見つけられないのか分からない。
見事に全て1月に発症。
毎年経験していると、痛みとの戦い方も少しずつ分かってきた。
ひとまず、発症した瞬間は何もできない。唯一の正解(痛くない角度)を探して、じっとするしかない。
時間が経つと、少しずつ正解の範囲が広がるので、安静な場所へ移動する。そして寝る。
翌日になると正解の範囲が広がり、逆に、危険な角度を避けるように過ごすことになる。私の場合、少し背筋を伸ばしたときが危険。
分かってはいるけど、支払いをするときとか、走るときとか、何気にこの体勢になるようで、「ジワ」と感じたら直ぐに正解の体勢に戻さなければならない。
そして、1週間から10日間ぐらいは、再発しやすい状態になっている。でも、再発の場合は痛みが治るのが早い、、、気がする。
2024年1月3日水曜日
2024年の目標
2023年の目標を振り返る。
1)伊豆諸島のコシビロダンゴムシ相の論文化。
⇒2022年にリジェクトされた論文でデータを追加して再投稿する。一度、投稿しているので大丈夫でしょう。
⇒大丈夫じゃなかった。再度、リジェクトされ、どうにか3つ目の雑誌で受理された、、、1月2日に!
Karasawa S., Murase M., Yoshikawa A., Suzuki H. (in press)
Distribution pattern of Armadillidae species (Crustacea: Isopoda : Oniscidea) on the Izu Islands, Jpana.
Journal of Asia-Pacific Biodiversity.
2)宍道湖と浜名湖のフナムシ相の論文化。
⇒卒論×2、修論×1、共同研究のもの。和文なので簡単に書けると思ったが(夏には投稿できると思っていた)、修論の一部ということもあり手こずっている。1月中には投稿できそうな段階まできた。
⇒無事に受理されました。今月中に印刷される予定。
3)オカダンゴムシの系統地理の論文化。
⇒卒論×2の論文化。解析も終わり、文章を書き始めている段階。予算との関係で年度明け早々に投稿できる感じか。
⇒投稿できなかった。これ以上は延ばせられないので、方針を変えて、今年中には投稿してみせる。
4)琉球列島、小笠原諸島のコシビロダンゴムシ類の論文化。
⇒共同研究者から貴重な標本をたくさん頂いている。2〜3本ぐらい書けそうだが、ひとまず、早急に進めたい種がいる。すでにホロタイプも借りているが、ナカナカ進まない。
⇒驚くほど進まなかった。
5)ヒメフナムシ類の種分類の論文化。
⇒共著論文はすでに査読中で、そのうち受理されそう、、、と思いたい。これとは別に、種分類もおおよそ整理できてきたので、西日本の種に関する種分類の論文を書きたい。卒論×2の成果となる。
⇒共著論文は無事に受理された。原著論文はまだ手が出せていないが、現状を紹介した記事が2月頃に出版される予定!
6)西日本のコシビロダンゴムシ類の種分類の論文化。
⇒共同研究であり、他大学の修論でもある。データを預かっておきながら1年経っても論文化できていない。関連するホロタイプもすでに借りたのだが手つかずのまま。
⇒こちらも進まず、、、。
7)フナムシ類の種分類の論文化
⇒2)の続編となる。修論の成果で一気に書いてしまいたい。
⇒学会発表はできたが、論文化には、かなりの時間がかかりそう。
8)砂浜生態系における昆虫相の論文化。
⇒卒論の成果だが、ナカナカ良い結果で引用にも使いやすいので早く論文化したいが、いかんせん種同定が不安なので、再度、やり直す必要がある。
⇒学生に標本整理をお願いして、大体、整理できた。今年、論文化したいランキング上位。
9)砂丘カエルの論文化
⇒修論の成果。これに関しては、卒業生である筆頭著者が頑張ってくれているので問題ないと思う。見守るだけ。
⇒無事に出版された。学生が本当に頑張ってくれた。(他大学)博士課程の学生なのだから当たり前という気もするが、成長を感じながらのやりとりは楽しい時間だった。
10)とうとう小笠原諸島へ!
⇒行けませんでした。
11)Raspberry Piで実験装置を作製する!
⇒2022年はpythonの勉強を頑張ろうと思ったが、勉強することが目的であったため、ほとんど進展しなかった。ということで、Raspberry Piの工作にpythonを使いながら勉強をしてみようかと。
⇒pythonの勉強は、ほんのちょっとだけやったけどRasberry Piは手がつけられず。
12)ワラジムシ亜目データベースの更新。
⇒現在、全データを再チェック中。家で時間のあるときに作業をしているのだが、進捗状況は5%ぐらい。
印刷中を含めて2023年は4編の原著(英語)、和文原著が1編が受理された。
その他、報告文が英語1編、日本語1編、2024年出版予定の幼児向け雑誌の監修を行った。あと、2編の報告文を投稿中。
生産性はやや高かった気もするが、年初めに立てた目標はほとんど達成できていないので、2024年の目標はもう少し現実的する。
1)修論×2の投稿
⇒1つは上記の博士課程の学生の修論。こちらはやってくれるでしょう。もう1つは解析が面倒なので私も頑張らないとダメそう。
2)キノボリトカゲの食性研究の論文化
⇒共同研究&卒論。色々と試行錯誤を続けているが、どうにもならない気がしてきた。方針を変えて出版最優先で進める。
3)砂浜生態系における昆虫相の論文化
⇒学生が標本の再チェックしてくれたので、今年中には決着をつけたい。
4)オカダンゴムシの系統地理の論文化
⇒論文にするモチベーションがかなり下がってしまった。方針を変えて出版優先で進める。
5)ヒメフナムシの記載
⇒上に色々と目標を書いているが、今年からは、ワラジムシ亜目の種分類が中心となるように頑張りたい。ヒメフナムシも一気に終わると良いのだが、まず無理なので、先日、約束をした1種の記載を片付ける。
6)ある種の雄の再記載
⇒雌で記載された種の雄の標本を提供してもらった。とても珍しい形態をした種なので雄の形態を報告しておきたい。
7)日本未記録属の報告
⇒2名の方から提供してもらった標本が日本未記録属である可能性が高いことが分かった。極小標本なので解剖が難しそうだが、数種しか含まない属なので種分類は簡単そう。未記載か初報告か分からないがどうに片づけたい。
ここまではどうにか頑張りたい。
8)西日本のコシビロダンゴムシ数種の種分類の整理
⇒共同研究&ホロタイプを借りている、という状況でいい加減決着つけないといけないのだが、、、。
9)小笠原産ワラジムシ亜目の種分類
⇒再記載、初報告、未記載種?の記載と、やるべきことが多くある。とりあえず、日本初報告は早めに決着をつけたい。
10)Burmoniscus属の1種の種分類の整理
⇒中国から訪問していた陶岩先生が頑張って研究を進めてくれていた種をどうにか報告したい。
11)日本産ワラジムシ亜目データベースの更新
⇒分布、シノニム、形態写真と中途半端に手を出して、どれも終わらなくなった。できるだけ一つのデータで済むようにデータを更新していく。
結局、理想の目標になってしまった。
2024年は種分類の研究を飛躍させたい。
1)伊豆諸島のコシビロダンゴムシ相の論文化。
⇒2022年にリジェクトされた論文でデータを追加して再投稿する。一度、投稿しているので大丈夫でしょう。
⇒大丈夫じゃなかった。再度、リジェクトされ、どうにか3つ目の雑誌で受理された、、、1月2日に!
Karasawa S., Murase M., Yoshikawa A., Suzuki H. (in press)
Distribution pattern of Armadillidae species (Crustacea: Isopoda : Oniscidea) on the Izu Islands, Jpana.
Journal of Asia-Pacific Biodiversity.
2)宍道湖と浜名湖のフナムシ相の論文化。
⇒卒論×2、修論×1、共同研究のもの。和文なので簡単に書けると思ったが(夏には投稿できると思っていた)、修論の一部ということもあり手こずっている。1月中には投稿できそうな段階まできた。
⇒無事に受理されました。今月中に印刷される予定。
3)オカダンゴムシの系統地理の論文化。
⇒卒論×2の論文化。解析も終わり、文章を書き始めている段階。予算との関係で年度明け早々に投稿できる感じか。
⇒投稿できなかった。これ以上は延ばせられないので、方針を変えて、今年中には投稿してみせる。
4)琉球列島、小笠原諸島のコシビロダンゴムシ類の論文化。
⇒共同研究者から貴重な標本をたくさん頂いている。2〜3本ぐらい書けそうだが、ひとまず、早急に進めたい種がいる。すでにホロタイプも借りているが、ナカナカ進まない。
⇒驚くほど進まなかった。
5)ヒメフナムシ類の種分類の論文化。
⇒共著論文はすでに査読中で、そのうち受理されそう、、、と思いたい。これとは別に、種分類もおおよそ整理できてきたので、西日本の種に関する種分類の論文を書きたい。卒論×2の成果となる。
⇒共著論文は無事に受理された。原著論文はまだ手が出せていないが、現状を紹介した記事が2月頃に出版される予定!
6)西日本のコシビロダンゴムシ類の種分類の論文化。
⇒共同研究であり、他大学の修論でもある。データを預かっておきながら1年経っても論文化できていない。関連するホロタイプもすでに借りたのだが手つかずのまま。
⇒こちらも進まず、、、。
7)フナムシ類の種分類の論文化
⇒2)の続編となる。修論の成果で一気に書いてしまいたい。
⇒学会発表はできたが、論文化には、かなりの時間がかかりそう。
8)砂浜生態系における昆虫相の論文化。
⇒卒論の成果だが、ナカナカ良い結果で引用にも使いやすいので早く論文化したいが、いかんせん種同定が不安なので、再度、やり直す必要がある。
⇒学生に標本整理をお願いして、大体、整理できた。今年、論文化したいランキング上位。
9)砂丘カエルの論文化
⇒修論の成果。これに関しては、卒業生である筆頭著者が頑張ってくれているので問題ないと思う。見守るだけ。
⇒無事に出版された。学生が本当に頑張ってくれた。(他大学)博士課程の学生なのだから当たり前という気もするが、成長を感じながらのやりとりは楽しい時間だった。
10)とうとう小笠原諸島へ!
⇒行けませんでした。
11)Raspberry Piで実験装置を作製する!
⇒2022年はpythonの勉強を頑張ろうと思ったが、勉強することが目的であったため、ほとんど進展しなかった。ということで、Raspberry Piの工作にpythonを使いながら勉強をしてみようかと。
⇒pythonの勉強は、ほんのちょっとだけやったけどRasberry Piは手がつけられず。
12)ワラジムシ亜目データベースの更新。
⇒現在、全データを再チェック中。家で時間のあるときに作業をしているのだが、進捗状況は5%ぐらい。
印刷中を含めて2023年は4編の原著(英語)、和文原著が1編が受理された。
その他、報告文が英語1編、日本語1編、2024年出版予定の幼児向け雑誌の監修を行った。あと、2編の報告文を投稿中。
生産性はやや高かった気もするが、年初めに立てた目標はほとんど達成できていないので、2024年の目標はもう少し現実的する。
1)修論×2の投稿
⇒1つは上記の博士課程の学生の修論。こちらはやってくれるでしょう。もう1つは解析が面倒なので私も頑張らないとダメそう。
2)キノボリトカゲの食性研究の論文化
⇒共同研究&卒論。色々と試行錯誤を続けているが、どうにもならない気がしてきた。方針を変えて出版最優先で進める。
3)砂浜生態系における昆虫相の論文化
⇒学生が標本の再チェックしてくれたので、今年中には決着をつけたい。
4)オカダンゴムシの系統地理の論文化
⇒論文にするモチベーションがかなり下がってしまった。方針を変えて出版優先で進める。
5)ヒメフナムシの記載
⇒上に色々と目標を書いているが、今年からは、ワラジムシ亜目の種分類が中心となるように頑張りたい。ヒメフナムシも一気に終わると良いのだが、まず無理なので、先日、約束をした1種の記載を片付ける。
6)ある種の雄の再記載
⇒雌で記載された種の雄の標本を提供してもらった。とても珍しい形態をした種なので雄の形態を報告しておきたい。
7)日本未記録属の報告
⇒2名の方から提供してもらった標本が日本未記録属である可能性が高いことが分かった。極小標本なので解剖が難しそうだが、数種しか含まない属なので種分類は簡単そう。未記載か初報告か分からないがどうに片づけたい。
ここまではどうにか頑張りたい。
8)西日本のコシビロダンゴムシ数種の種分類の整理
⇒共同研究&ホロタイプを借りている、という状況でいい加減決着つけないといけないのだが、、、。
9)小笠原産ワラジムシ亜目の種分類
⇒再記載、初報告、未記載種?の記載と、やるべきことが多くある。とりあえず、日本初報告は早めに決着をつけたい。
10)Burmoniscus属の1種の種分類の整理
⇒中国から訪問していた陶岩先生が頑張って研究を進めてくれていた種をどうにか報告したい。
11)日本産ワラジムシ亜目データベースの更新
⇒分布、シノニム、形態写真と中途半端に手を出して、どれも終わらなくなった。できるだけ一つのデータで済むようにデータを更新していく。
結局、理想の目標になってしまった。
2024年は種分類の研究を飛躍させたい。
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