午前
・ハンミョウ調査
・卒論手伝い(野外調査)
午後
・資料作成
砂丘から戻って、そのままネズミ観察。暑かった。そして、午後、気づいたら寝てた。
ハマダンゴムシの雌雄について質問を受けたのでメモ。
他のワラジムシ亜目と同様に、基本的にはオスの生殖器官を確認することになるが、オカダンゴムシと比べると非常に見づらいので注意が必要。
腹部を腹面から観察すると、メスは真ん中に隙間が見えるが、オスには白い構造物が詰まっていることが分かる。これは第2腹肢内肢で、メスの生殖孔への挿入に使用されるらしい。
第2腹肢内肢を挿入に使用するのは祖先系統の形質らしく、ヒメフナムシ属も同じである。一方、オカダンゴムシなど派生系統では、第1腹肢内肢も発達している。ちなみに、第2腹肢内肢も細長い構造をしており、挿入の詳しい仕組みは(私には)良く分からない。