午前
・卒論手伝い(野外調査)
・書類作成
午後
・書類作成
・論文書き
ザトウムシの本とほぼ同時に出版された鶴崎先生の本。
元は鳥取県版の新聞に書かれていた記事で、書籍にするにあたり書き直したそうだ。
タイトルにあるように、60の虫(昆虫ではなく小型の動物の意味)を様々な角度から紹介している。
「様々な角度」がこの本の醍醐味で、単なる形態は生活史の紹介ではなく、副題にある進化や行動生態学的な観点から説明がなされている。
そのため、紹介されている動物は、比較的身近なものが多いが(と言っても私は見たことない種が多い)、「そうなのか」と新しい発見が数多くある。
未解明のネタも書かれているので、研究ネタを見つけるのにも参考になるかも。
実際に研究で扱ったり、学生が興味を持ちそうな動物を選んでいるらしい。このように身近な動物を用いて、面白い話ができると良いなと痛感した。
新聞で紹介するにあたり、わざわざ生態写真の撮影を試みた種もいるそうだ。すぐにネット画像で誤魔化そうとする姿勢を反省した。
目次は長いので省略(60話分ある)。