2015年10月27日火曜日

Ecological Pyramid

奄美サンプル仕分け。マジック細の先端を指に刺してしまった。

大学院生の授業をして午前中が終了。

ネジまわしとかに励むだ後、溜まった書類書きなどを片付けて終了。

中学3年生で生態ピラミッドを扱う。生産者から高次捕食者に向かって少なくなるので、その量データを重ねるとピラミッド状になる。

このピラミッド、バイマスか個体数か、生態系全体か特定の食物連鎖か、と注目する点によって様相が変わる。

その名もEcological Pyramidというappがある。120円。英語。

大したことはやれないのだが、異なる4つの食物連鎖のピラミッドを作る課題がある。画面の左の動植物の絵を触ると個体数が提示される。


そこで、その個体数割合に合うようにピラミッドを作成していくと、、、


凸凹のピラミッドができる。なぜ、こうなるのか?

まず、重要なことは個体数のピラミッドであること。樹木や大型草食獣のように大きな動物は小さな捕食者よりも数が少なくなる。バイオマスでピラミッドを作成することこうはならない。

そして、もう一つは寄生動物を高次捕食者と扱っている点である。寄生動物は宿主動物よりも基本的に体が小さいので、高次の方が個体数が多くなり、ピラミッドの形がいびつになる。

自然を考える上では重要な概念だ。ぼちぼち実施する予定の中学校で扱ってみようかな、、、。