来週の授業の準備、大学院の授業、で午前中が終了。
昼休みに会議をしてから、学生と重要な相談。
学会編集業務を少ししてから、来週の授業の準備。
消耗品が届いたので、少しだけ標本の整理をして、また、授業の準備。大きな枠組みは終わったかな。
少し話題になっているデンマークのライオン解剖公開。
この動物園では、20年前から教育目的で解剖を公開しているそうだ。デンマーク国内では擁護派が多いとのこと。
で、今回はやや話は厄介で、近親交配を避けるためにライオンを殺処分して、それの解剖を公開して、愛護団体の反発にあったらしい。
ということで、「近親交配を避けるための殺処分」と「教育目的で解剖の公開」の2つの考慮すべき点がある。
動物園に勤めているわけではないので現場の状況は分からないが、前者は、他の動物園に移動するなどの処理をとることもできたのではと思う。ただ、新聞記事によると、欧州動物園水族館協会は飼育頭数調整に殺処分は適切と指摘している。
日本よりも動物の扱いに厳しい(印象のある)欧州で殺処分が認められているということは、動物園の移動というのはかなり大変なのかも知れない。
さて、後者については、私は賛成。死んだ動物を大事に弔う精神も素晴らしいが、それを有効利用して、動物に関心を持つ子供を育てることは、長い目で見れば動物の保護の良い効果があると思う。
この記事を読む限りでは、愛護団体は殺処分を批判しているようだけど、、、。