卒論発表会が終わり、少しは自分のことで時間を使えそう。とりあえず、ヒノキ林の甲虫を専門家に送る。
あとは生態学会に向けて、コシビロの解剖を進めたりして終了。久しぶりに研究らしいことをした。
今年の卒論発表会の題目は、
1.巣箱設置による福岡教育大学内の鳥類の縄張りに関する研究
2.生息環境の形が大型土壌動物の群集構造に及ぼす影響
3.生息環境の形が中型土壌動物の群集構造に及ぼす影響
4.モンシロチョウの生活史特性の解明
5.GISを用いたワラジムシ類の生息要因の解明
6.相対成長に注目したコクワガタの多型について
でした。
非土壌動物グループは、鳥、チョウ、クワガタを扱った。どのようにまとめるか不安だったが、皆、よく勉強し、また、データも豊富で解析結果も良好だったので、良くまとまっていて分かりやすい発表だった。
土壌動物グループのうち2名は、草地の操作実験。大型と中型で全く逆の傾向が出て、後発表者がそれをまとめて考察するという流れは本当に良かった。卒論テーマ選びで、地味で作業の面倒くさそうな土壌動物は敬遠されてしまうが、やはり、研究の盛り上がりは大きいかな。
GISは、完全に新しい試み。研究内容は良かったが、せっかく現地調査に行ったのに、その写真を使わないのはもったいな〜、と思った。
発表終了後は、恒例の(昨年は体調不良で休んでしまった)懇親会へ。緊張から開放〜
そして、2次会へ。
落葉の時計をもらってしまった。
卒論発表会は4年生の晴れ舞台なのだが、「多型」を「たかた」と読み上げ、ある意味一番目立ってしまった娘。下を向いて何を書いているの気になっていたが、ふなっし〜を描いていたのだとか。