沖縄島5日目。
名護と本部の8箇所で調査。大半が再調査地点だった。
ヤンバルトサカヤスデ。沖縄の路肩のリター溜には普通に見られる。外来種と考えられているが、怪しいと思っている人もいるとか、、、。
この動物、高密度になるので、不快害虫として多くの人は嫌がる存在なのだが、最近、大きな発見があった。
有用化合物を合成するのにヒドロキシニトリルリアーゼという酵素が利用されているのだが、この酵素がこのヤスデから発見された。でも、植物の酵素を使えば良いのでは、、、ヤスデの酵素の方が性能が良いのだとか。これから応用化を目指すそうだ。
この実験のためにヤスデを30kgすり潰したそうだが、上記したように、この動物は高密度になって嫌がられるほどなので、その点でも有用性が高い。
コシビロの繁殖時期らしい。
林道に黄色に置物が。
パントラップと呼ばれる昆虫採集用のトラップで、黄色だとよく採れるとか。