解剖を進める。明日で終わりそう。午後からゼミ。
沖縄の潮間帯で見つかったササラダニシリーズ第4段。
ここからは、私が見つけた新種です。と言っても、青木先生と共同研究ですが。実は私、横国大出身でササラダニの研究をしているにもかかわず、横国大時代は青木先生と講義以外で会ったことがなかった。
潮間帯性ササラダニについて学会発表していたら「手伝うから、記載してみない?」と声をかけて頂き、それから手紙やメールをやり取りしながら、指導してもらったという幸せ者。
Thalassozetes shimojanai (Karasawa and Aoki, 2005)。
この種、記載時に、Rhizophobatesという新しい属を設立し、それに所属させていたのだが、後々、Thalassozetes属へ移動となった。研究者に迷惑をかけてしまった反省すべき種。
種小名の「shimojanai」は、琉球大学の元教授で、赴任前は、高校で教師をしながら、沖縄のクモ形、とくに、ヤチグモ属(真正クモ)、サソリモドキ、ヤイトムシ、コヨリムシの研究をしていた下謝名先生のこと。沖縄における土壌動物研究の創始者の一人でもある。私の大学院時代の恩師で、献名させて頂きました。
下謝名先生の専門としている上記の後3者を見たくて沖縄に住む決心をしたわけで、私に、とっても大きな影響を与えてくれた方です。
卒業研究発表会の写真を頂いた。顔写真をあまりネットに載せるのは良くないな、と思いつつ、恒例なので、こちらに。今年が一番毛が濃いな、、、休日に、同窓会、センター試験の手伝いと続き、散髪のタイミングを逸したのかな。
土壌動物の研究したい大学院生、いつでも募集していますよ!