2013年3月22日金曜日

属の分類

島根報告書の準備。思いっきり書いて見直すと、属の分類の問題とか、大半があまり意味がなかったりすることに気づいた。的を得たことを書くのはナカナカ難しい。

ワラジムシ類の研究を始めるまで、この仲間は分類が簡単だと思ってた。しかし、予想以上に難しかった。例えば、いわゆるワラジムシ型の属の分類では、この第1胸節側縁後方の凹みがあるのか、ないのか、というのが重要形質の一つだったりする。


そして、最も厄介のが、noduli lateralesと呼ばれる、胸節背面に生える剛毛の位置。この毛の位置を側縁からの距離とか、後縁からの距離とかの組み合わせて示す方法が良く使われる。島根産の3属4種を測定したみた。



違いがある、というのは分かると思う。

解熱・鎮痛剤が切れても違和感はあるが、普通に生活はできる、という状況まで復活。まだ、飲んでるけど。