科研の書類準備。色々と書き直してみるが、、、といった感じに落ち入る。
ダンゴムシについて勉強していたら、フとあのページを思い出した。C大の院生のブログだと思うが、とても勉強になる。
千蟲譜は、幕医、栗本丹洲によって書かれた虫類の図説で、この分野では日本初とのこと。ちなみに、虫類と言ってもEntomologyの方で、クモとか、ムカデとか、、、ダンゴムシも出てくる。
千蟲譜は上中下の3巻で構成されているが、国立国会図書館のデジタル化資料で閲覧することができる。
全ページをキチッとは観ていないが、私が確認した限りでは、
上巻84ページ(コマ番号)と中巻47ページにフナムシが描かれている。
で、上記のブログにも書かれているが、下巻の27ページにダンゴムシが描かれている。
文章の口語訳も先述のブログに詳しく書かれている(スゴい)。マメザコという呼び名は聞いたことがないな。google先生に尋ねても、ヒットはなし。
興味深いのが、この種が筑後柳川産ということ。福岡県柳川市で間違いないだろう。日本で初めて報告されたダンゴムシ、近いうちに採りに行ってこよう。でも、恐らく、2種いるな。
コナン君の劇場版がDVDになったということで、2日連続でTUTAYAに行くが、ともにゲットできず。代わりに、ドラゴンボールZと図書館戦争を観てしまった。
ドラゴンボールは、ベジータぐらいまでしか知らなかったので、良く分からない登場人物が多かった。こんな終わり方があるのね、といった感じで、鳥山明スゴいなと感心。
図書館戦争は、小説と漫画でヒットしていたので気にはなっていた。根底には、表現の自由に関わる問題があり、深い話しなのだが、如何せん、検閲行為に銃器が認められる、というのは今の日本では想像し難く、あまり入り込めずに終わった。ただ、実際に日本でも厳しい検閲があり、今でも、教科書検定とか、青少年保護のための有害図書とか、微妙は事柄は多々ある。映画の中でも、無関心が問題、といっていたが、小説や漫画を読むと、もっと喚起されるのかも。
(学生に教えてもらったのだが)闘争を繰り広げる図書館は、北九州市立美術館とのこと。特徴的な建物なのですぐに分かると思う。今後、実物を見に行こう。あと、岡田准一のアクションはスゴい。検閲の話とアクション、別々の映画にした方が良かったかも。