家を8時少し前に出て、15:30に西表島に到着。石垣ー西表の移動は石垣ドリームライナーで。ナカナカかっこいい。
今回の最大の目的は、大原でCubaris iriomotensisを採集すること。なぜ、大原かと言うと、新種の基準となる標本、つまり、模式標本(ホロタイプ)が採集された場所だから。これをタイプローカリティーと呼んだりする。
かなり苦労するだろうな、と思いながら来た。というのも、2年前の調査で約50地点でワラジムシ類を採集したのに、本種が採集できていないこと、および、石垣島の経験から住宅地周辺にいると思われるが、広範囲で見つからないとなると、かなり局所的に分布(でも高密度)している可能性が高いため(サソリモドキがこのタイプ)。
早速、港内を1時間ほど探すが、ホソワラジムシ、Burmoniscus okinawaensis complex、sp. oki-2、dorsalis complex、トウヨウワジムシ複数、が見つかるのみ。
場所を移動、で、こんな環境でトウトウ発見。
探していたのはこれ。