午前
・標本整理
午後
・授業(オンライン)
・データ解析
原稿用に生息適地モデル解析を行った。
現在の環境データを用いて解析した生息適地モデル。暖温帯〜熱帯性の種で、現在の環境だと西日本の平地から沖縄、台湾、中国南部に分布すると推定される。
このモデルを約2万年前の気候に適用して描画すると、本州はおろか、九州も生息適地から外れることが分かる。2万年前は氷河期で、現在よりも気温は低かったため。
この解析は対象種のニッチが変化しないことが仮定されている。また、解析の信頼性はサンプリングの精度も影響する。
気候データは、PaleoClim.orgで入手でき、Rのmaxent {dismo}を使用すれば簡単に解析できるが、信頼性については色々と検討しなければならない、、、みたい。