お盆は祖先の霊を祀る一連の行事とのことだが、実は、私はずっと、終戦記念日に戦没者を追悼することがお盆始まりだと思ってた。終戦記念日が8月15日なので。
お盆と終戦記念日が偶然の一致だと知ったのは、大学院時代に沖縄に住んだとき。まず、沖縄の人達にとって、終戦の日は6月23日であり、現在では慰霊の日として制定されている。ということで、8月15日は終戦の日として、あまり強く意識されていない。
そして、沖縄のお盆は旧盆に行うので、8月13、14、15日とは異なる日程となる。つまり、沖縄では、終戦とお盆が一致していないので、この2つが関係がないことが分かった、、、。
こんなことも考えつつ、お絵描きの続き。お絵描きをするには、形質をきちんと観察できる状態にする必要があり、そのためには解剖をしなければならない。コシビロ1個体をきちんと観察するには、これくらいの数の部位に分解する必要がある。小瓶に各パーツが入っている。
観察したことのある人はほとんどいないと思うが、種や属をきちんと同定するには顔も観察しなければならない。コシビロの正面は何となく笑顔に見える。
コシビロの属分類において最も重要なのが、腹節側縁の腹側の形質。
第1腹節がSEMと違って見える。角度だな。描き直しは、、、明日。
とくに重要な第2腹節は大丈夫そうなんだけどな。
体が上下左右に歪んでるので、どこを底面にするかで、かなり見え方が異なってしまうのが厄介。これも分類の混乱に関係してるかも。