午前中はお絵描き。午後から、卒論読みとか、データ確認とかして、どうにか、明日からの逃亡に備える。
空も少しずつ明るくなり、台風はどうにか大丈夫そう。
今回は、初上陸する徳之島、沖永良部島を経て、沖縄島に行く予定で、徳之島→沖永良部島→沖縄島は船で移動となる。
徳之島と沖永良部島は初めてなので楽しみではあるが、実は、サソリモドキもワラジムシ類もおおよそ予想はついているので、あまり気合いが入らない。夏休みを兼ねてなので、ダラダラと過ごして終わるはず。
とはいえ、一応、目的はあって、まず、絶対に達成しなければならないのが、沖永良部島のBurmoniscus shibatai。
本種は、これまで沖永良部島からしか報告されておらず、この島の固有種と考えられている。私は怪しいと考えており、タイプ標本はすでに観察したのだが、状態が悪く、いくつかの形態が観察ができないのと、DNAも調べたいので、新しい標本が必要というわけ。
次に欲しいのが、沖縄島のサソリモドキ。まぼろし化していたが、どうやら実際にいるようで、すでに1個体採集して解析も終えているのだが、やはり、もう少しサンプル数を増やしたい。
あとは、ヤンバルでしか見つかっていない、Burmoniscusとコシビロがいるのか、という楽しみはあるが、これは頑張って採取してもいつ発表できるのか、、、という作業時間の制約が強くて。
映画のダウンロードとか、持って行く本(やっと新参者の文庫本がでた)とか準備は結構前に終えていたのだが、調査道具をやっと準備して終了。
ただ、食欲が高まったきたヤシガニが心配。