離島よりも那覇の方がネット状況が悪かった。
那覇には6日の夜に到着して、7日はオカダンとサソリモドキを調査。
オカダンは、長いこと奄美大島が南限を考えられてきたが、ここ数年で沖縄島の2地点からも報告された。
沖縄では、本州でオカダンが生息する環境にコシビロが生息しているので、コシビロと勘違いしてオカダンに気づかなった可能性もあり、オカダンが昔から生息していたのか、それとも近年住み着いたのかについては不明な点が多いが、2地点とも港の近くの埋立地であることを考えると、持ち込まれた可能性が高いかな。
2本の報文では、詳しい場所が分からないのだが、ウロウロと探していたら、2地点ともオカダンを発見。
九州や本州で見るオカダンよりも小さいが、沖縄島の特徴なのか、時期の影響なのかは不明。
同じ外来種のホソワラジムシとクマワラジムシの他にもワラジムシ類がいたが詳しいことは良く分からず。それにしてもサツマゴキブリが多い環境だった。
サソリモドキも無事に採集して、沖縄島では4地点で採集して終わり。
8日は、恩師と旧友と会って、福岡に復活。恩師とサソリモドキについて話をしたら、トある離島についての情報をもらった。とても重要な地域なので、これはどうしても調べる必要がある、、、ということで、冬に行くはずだった香港を諦めて、沖縄に行くことにした。
今日は、GPSデータ整理、サソリモドキとワラジムシ類を2地点分瓶別け、メール書きをして、1時間ほど会議をした後、コシビロのお絵描き。お絵描きはやっと1種が終了。困った状況に落ち入っているサソリモドキの核プライマーについて悩んだ後、コシビロのもう1種のお絵描き準備をして今日は終わり。
木曜日に中学生向けに30分ほどおしゃべりをするが、未だに全く手つかず。今月はこれに悩まされそう。