2023年10月30日月曜日

サビ留め

午前
・標本整理
・研究室片付け

午後
・原稿書き

実験室に放置されていたものを整理してたら、色々な場所にサビを発見。実験室があまり使用されていないことを露呈してしまった。サビ留めを塗ってみた。

締切が間近に迫っている原稿書き。ひとまず第一稿が完成。あと2〜3回読み直せば大丈夫だろう。図がナカナカ良い感じで出来た、、、。
ラグビーW杯の決勝は、お互いに守備が良くて拮抗した戦いだった。ただ、イエローやレッドが出てしまい、14名で戦い時間が長かったのが、少し残念だった。

準々決勝の、ニュージーランド vs アイルランド、南アフリカ vs フランス、の方が興奮した。

2023年10月27日金曜日

ポスター

午前
・標本整理

午後
・資料作成

標本整理では、これまでで最小のダンゴムシを扱った。破壊せずに解剖できる気がしない。

月末締め切りのポスター×2枚だが、drposterにも慣れてきたおかげで1日で完成!

今回は2枚同時に提出なので、貴重となる色を変えるためにcssも少しイジってみた。

ただ、最近はdrposterのみで作成しているため、フォーマットが基本的に同じになる点が少し恥ずかしい。

2023年10月26日木曜日

短時間

午前
・卒論手伝い(野外調査)

午後
・生態学ゼミ
・研究相談
・資料作成

月末提出期限の資料作成に悩まされる。

いまいちスッキリしないまま進めている。

野外調査が対象動物がいなくなってきたので短時間で終わるようになったのが助かる。

2023年10月24日火曜日

手続きミス

午前
・標本整理

午後
・Rゼミ
・学会業務

1ヶ月ちょっと悩まされた学会事務における手続きミス、、、「無事に」とはいかなかったが、やれることは大体終わった。

2023年10月23日月曜日

覚えていない、、、

午前
・覚えていない、、、

午後
・会議
・卒論手伝い(土壌処理)
・論文書き

ラグビーW杯も今週末とうとう決勝。ニュージーランド vs 南アフリカ。

前哨戦の結果が悪く、W杯初戦も初めて予選リーグでの敗戦と不安要素の多かったニュージーランドが、結局、決勝まで進出してきた。

準々決勝の、ニュージーランド vs アイルランド、南アフリカ vs フランス、はどちらもスゴイ試合だった。

密集への寄りの速さをみてると、日本が勝てる予感が全くしなかった。

一点、準決勝は、どちらもイマイチな感じだった。

ニュージーランド vs アルゼンチンは、トライがたくさん観られたけど、途中で大勢が決してハラハラするところがあまりなかった。

南アフリカ vs イングランドは、1点差で最後までハラハラしたけど、途中までのキックの応酬がちょっと、、、最後は、展開し始めた南アフリカが勝ってよかった。

決勝は名勝負になることを期待。

2023年10月18日水曜日

センニンソウ

午前
・卒業研究(野外調査)
午後
・個人ゼミ×2
・論文書き

ニョキニョキと出ている綿毛のようなものが現地では何か良く分からなかったけど、センニンソウの種子なのか。

2023年10月16日月曜日

招かれた天敵

午前
・野外調査

午後
・学会業務
・会議
・修論論文化

2年間続けていた毎月の定期調査が終了。早くデータ整理して論文にしたが、頑張っても来年だな。

意図的導入された外来種が紹介されている本だと思い、授業のネタに良さそうなので購入してみた本。良い意味で裏切られた。
招かれた天敵―生物多様性が生んだ夢と罠
本を開くと、まるで小説のように1900年代初頭の研究者の活動が綴られている。その内容は、農業害虫に対する化学的防除と生物的防除である。

DDTが開発されると、その効果の大きさから世界中で使用されることとなったが、その後、様々な被害が確認されDDTの使用が禁止されるとともに、天敵を導入して害虫を駆除する生物的防除に注目が浴びることとなった。

そして、時代は「化学農薬反対!生物防除賛成!」となった。

その原動力には、化学農薬の被害と、生物的防除の輝かしい成功例があった。

本書の前半は生物的防除に関わった研究者らの挑戦の伝記である。今となっては良く知られていることだが、生物的防除のために持ち込まれた天敵生物が標的生物を減らさないだけでなく、在来の生物を絶滅に追いやった失敗例も紹介されている。

この時代、在来生態系への影響をほとんど検証せずに、海外から持ち込んだ生物をどんどん放っていた。研究者の中には、在来生態系への影響を危惧する者もいたが、農家からの突き上げによって(天敵生物を放たないと仕事をしていないと思われる)止めることができなかった。

放虫について慎重に研究していた研究所は成果が出ないとして予算が削られることもあった。そして、次から次に放たれた動物達が在来生態系に化学農薬以上に大きな被害を与えることになる。

ちなみに、化学農薬批判の代表作として挙げられる「沈黙の春」では、「化学農薬の使用を禁じるべき」とは述べておらず、実際には「使いすぎが良くない」と指摘している。

しかし、農薬メーカーと反農薬を訴える市民との戦いの過程で「化学農薬vs生物的防除」という単純な二項対立の図式が出来上がってしまったそうだ。現在の観点としては、化学的防除や生物的防除などあらゆる手段を用いて、環境負荷をできるだけ抑えながら対象となる生物のコントロールするべきだろう。これらは総合的病害虫管理と呼ばれている。

半分ぐらい読み終えたあたりで、本書は人は単純な方針に乗っかりやすく、盲目的にそれを信じると大きな失敗となることを示しているのだなと感じるようになった。面白い。その一方で、疑問も残った。

著者は有名な貝類の進化研究者である。なぜ、農業害虫の本を書いたのだろう、、、。

後半の舞台は小笠原諸島である。著者の研究フィールドで、著者は小笠原諸島において陸生貝類が適応放散して数多くの固有種が生息することを証明していた。

話は前半部の終わりと繋がるのだが、世界的にアフリカマイマイが導入され、それが大繁殖したため、後に天敵生物として肉食貝類のヤマヒタチオビ、そして、ニューギニアヤリガタリクウズムシが世界中に導入されることになる。

それは、小笠原も同じであった。結果、小笠原諸島にしか生息しない固有種の多くが野生絶滅することになった。

この本は単にその事実を記すことを目的とはしていない。著者は、過去の成功よりも失敗から学ぶことの重要性を強調しており、著者自身も参加した小笠原諸島における外来種防除の失敗例を述べることが本書の大きな目的だったのだ。

 失敗した理由として、「対象生物の知識不足」、「リスクの過小評価」、「最善を尽くさなかなった」ことを挙げている。

「対象生物の知識不足」では、ウズムシを正確に同定できる人が日本に一人しかおらず、基礎情報の不足から駆除方法の開発が難航したそうだ。

「リスクの過小評価」では、貝類の減少に気づいた研究者からの相談に対して、著者は影響を過小評価していた。それは、世界中で被害をもたらしたヤマヒタチオビが小笠原諸島では大きな被害を及ぼさなかったという経験が悪い方向に働いたようだ。

そして、「最善を尽くさなかなった」は、例えば、生物的防除は検討しなかったそうだ。そもそも生物的防除として持ち込まれた生物の駆除に生物を使うのは拒否反応がでるのは良く分かる。しかし、「あらゆる手段」を模索することの重要性を指摘する、、、当然のことだが難しい。

前半部における化学農薬と生物的防除における人々の思想の揺れ動きは、二項対立という単純な図式の危険を痛感した。決して対立はしておらず、ケースバイケースで使うという曖昧な判断は実は難しい。

その理由として、私は考えないといけないからだと思っている。「こうすれば良い」、そんな単純明快な行動指針を求めてしまうは良く分かる。

なぜ昆虫(しかも1900年代前半)とモヤモヤしながら読み進めた前半部を終え、著者が実際に関わった小笠原諸島の話になると、リアルタイムで種が絶滅していく怖さを感じた。

脊椎動物でさえ駆除が難しいがヒモムシが蔓延したことを想像すると絶望的になる。その状況で何ができるのか、それを生み出す力が必要だ。

小笠原諸島ではワラジムシ亜目も激減しているらしい。原因は不明なところも多い。貢献できるように頑張りたい。

400ページを超えるけど、超おすすめの一冊。

目次
第1章:救世主と悪魔
第2章:バックランド氏の夢
第3章:ワイルド・ガーデン
第4章:夢よふたたび
第5章:棘のある果実
第6章:サトウキビ畑で捕まえて
第7章:ワシントンの桜
第8章:自然のバランス
第9章:意図せざる結果
第10章:薔薇色の天敵
第11章:見えない天敵

2023年10月13日金曜日

結局バタバタ

午前
・卒論手伝い(野外調査)

午後
・研究室片付け
・データ整理

締切が近づいてきた原稿用の解析を進めた。
SEM撮影も必要。かなり余裕を持って締め切りを設定してもらったけど、、、結局バタバタ。

2023年10月10日火曜日

カワウ

午前
・標本整理
・データ整理
・個人ゼミ

午後
・統計ゼミ
・データ整理

カワウが増えすぎて困っている、と良く聞くけど何処にいるのかね、と思っていたら家の近くの川に沢山いた。

2023年10月6日金曜日

作成

午前
・標本整理

午後
・データ整理

修論論文化に向けてのデータ整理。

面白い結果なので解析のやりがいはあるのだが、その前にデータのチェックに手間取った。

解析対象が2動物群なので、とりあえず、それぞれで系統樹を作成した。
20歳 vs 21歳の竜王戦が始まった。明日は一日中楽しめそう。

2023年10月3日火曜日

最終週

午前
・標本整理

午後
・ゼミ
・実験室片付け
・論文書き

論文×2を無事に投稿。

次は、ジリジリと締切が近づいている依頼原稿を進めなければ。

らんまんの最終週は面白かった。史実とは異なるらしいが、図鑑の完成、スエコザサもみることができて良かった。

神木隆之介さんにハズレはないなと再認識。そして、浜辺美波さんとのコンビも雰囲気が似ていて相性が良いなと感じた。

神木隆之介さんと同じくハズレがない、柳楽優弥さんの、ゆとりですがなにかの映画が公開されるそうだ。楽しみだけどドラマでのんびり観たかった気もする。

2023年10月2日月曜日

円グラフと箱ひげ図

午前
・標本整理

午後
・授業準備

授業の準備で円グラフを作成したが、どハマり。Rで円グラフ作るのは辛い。でも、図を描く仕組みがなんとなく分かった。
ついでに論文用の図の修正も行なった。

箱ひげ図に色と模様をつけるだけなのだが、これも結構時間がかかった。

色と模様、それぞれで凡例が出てしまうので、その制御に手こずった。