2016年6月30日木曜日

痙攣

夕方から瞼の痙攣が止まらない。普段の勉強不足が身に染みる。

原稿書きで終わった。締め切りは今日だが、、、本文はひとまず書き終わったが、引用や図の説明は、、、。諦めて明日提出しよう。

ササラダニのメス。産卵管を確認することで雌雄の判別ができる。


種数と緯度・面積の関係。


研究途中だけど、オカダンの遺伝的分化。早く実験の続きをやりたい。


まだ書きたいことは色々とあるのだが、現状ではかなり文字制限をオーバーしている。

2016年6月28日火曜日

嫌な予想

午前中、締め切り間近の原稿書き。未だに文献を読んで勉強するという状況。

午後、学生実験で鳥取砂丘へ。

大学に戻って、勉強+原稿書き。

嫌な予想が見事に当たった。

2016年6月26日日曜日

オカダンのボルバキア

色々と勉強。何となくで誤魔化していたオカダンのボルバキアも文献を見直す。

The evolution of sex determination in isopod crustacean
Rigaud et al. (1997) BioEssays, 19: 409-416.


1)元々は性染色体で性が決定していた。Z染色体に造雄腺を刺激するtm因子があり、W染色体にtm因子を抑えるtf因子がある。tm因子が働かないとオカダンはメスになる。

ZZ型:オス
ZW型:メス

2)ボルバキアはtm因子か、それによって作り出される物質を制限し、ZZ型をメスに変える。このメスの子は全てメス(ZZ型+ボルバキア;Wが無いため)となる。

ZZ型+ボルバキア:メス
ZW型メス

となるが、ZZ型の子は全てメス、ZW型の子は性比1:1なので、集団内のメスはZZ型が多くなる。
*単為生殖ではないので、ZZ型オスは存在する。

3)ボルバキア感染個体を同系交配していたらボルバキアが消えた。しかし、ZZ型なのにメスである個体が発見された。

詳細なメカニズムは分からないが、とりあえずZZ型をメスにするf因子というのがあると考える。この因子はメンデル遺伝することから染色体に入り込んでいる可能性が高い。

ZZ型+f:メス
*単為生殖ではないので、ZZ型オスは存在する。

まとめると、
1)染色体で性が決まる。
ZZ型:オス
ZW型:メス

2)ボルバキアが蔓延。
ZZ型:オス
ZZ型+ボルバキア:メス

3)f因子登場。
ZZ型:オス
ZZ型+f:メス

4)f因子を持つ染色体って、W染色体と同じ役割しているよね、、、
ZZ型:オス
ZW型≈ZZ型+f:メス

やはり面白そうだな。

2016年6月24日金曜日

追後スリバチ

文献を読んで勉強の1日。細胞分裂の知識の乏しさを痛感した1日だった。

鳥取砂丘の見どころ、、、だけど、普通の人は多分行かない追後スリバチ。


鳥取砂丘は、強い風が吹くので、それによって常に砂が動いており、地形がどんどん変わる。

当然、地形が変われば風の動き方が変わり、、、と永遠に変化が続くのだが、そこに植物が定着すると砂の動きが止められて、、、と複雑さを増す。

この追後スリバチも変化を続けているそうで、今後の変化について、色々な仮説が提唱されている。

2016年6月22日水曜日

ハマゴウ

午前中は文献読み。

午後は授業で鳥取砂丘へ。

で、大学に戻って文献読み。明日のプレゼンの準備をして終了。

砂丘のハマゴウ。地下で繋がっているそうで、どこまでが同一個体か分からないのだとか。

2016年6月21日火曜日

ネジバナ

月末締め切り原稿の勉強で午前中が終了。これがかなりまずい状況。

午後から砂丘へ。

ネジバナが咲いてた。


大学に戻って論文読みをして終了。

2016年6月20日月曜日

鳥取砂丘

卒業研究配属の説明、編集業務で午前中が終了。

午後は論文読みとか、勉強をして終了。

土曜日、とうとう鳥取砂丘へ。


これから何度も行くことになるだろう、、、明日と明後日も行く予定。

2016年6月17日金曜日

研究発表会

アリの種同定で午前中が終了。

文献読みをしてから、農学部の公開セミナーに参加。チョウの精子に関する話で、とても勉強になった。Drosophila bifurca(ショウジョウバエの一種)の精子は1本5cmだとか、、、。

明日は、3年生の研究発表会に参加する。2年生から1年間かけて調査した結果を発表する会で、結構、大変そう、、、教員が。私は当然、昨年2年生の担当をしていないので、完全に聴衆なので気が楽。

で、その発表会の前に、とうとう鳥取砂丘へ。

2016年6月16日木曜日

胆石

編集業務、会議、とあるプレゼンの準備で終了。

先日、送ってもらった青色ダンゴムシ、、、うまく写真が撮れず。明るくすれば良いのかな。


ひょんなことから胆石の検査を受けることになったが、問題なしということで安心。

2016年6月14日火曜日

巨人の肩

アリの種同定、古いワラジムシ標本の整理で午前中が終了。ここまで昨日と同じ。

午後は学生実習でウロウロ。

大学に戻って論文を読んで終了。

文献探ししていて、たまたま見つけた論文(エッセイ)。浪漫を感じられる一編。

Ecology’s oldest pattern?
Hawkins (2001) TRENDS in Ecology & Evolution, 16: 470.

Rosenzweigは、種数-面積の関係は1835-1859年に発見され、最も古い多様性に関する法則性であると指摘するが、さらにその数十年前、von Humboldtはエッセイの中で、すでに緯度によって多様性が異なることを示唆していた。

200年前に示されたこの多様性の緯度勾配の法則性について、現在そのメカニズムを説明する仮説は30を超え、未だにその謎を解明するために生態学者は挑戦を続けている。

まさに科学は、standing on the shoulders of giants、であり、決してこの気持ちを忘れてはいけない、と、このエッセイは教えてくれる。

2016年6月13日月曜日

メタDNAバーコーディング

土日はずっと寝ていた。風邪薬の睡眠効果か。

アリの種同定、古いワラジムシ類の標本整理で午前中が終了。

原稿書きのための勉強。飽きたところで、次の論文書きについて方向性を整理して終了。

今年3回の学会のおかげで、解析方法の整理ができたので、この勢いで書いてしまえる、、、か。


土壌徘徊性捕食者の餌メニューを次世代シーケンサーを用いたメタDNAバーコーディングで解析した論文。

Cover Cropping Alters the Diet of Arthropods in a Banana Plantation: A Metabarcoding Approach
Mollot et al. (2014) PlOS ONE, 9: e93740.

バナナの害虫となるCosmopolites sordidusの捕食者の適切な管理を目的とし、裸地とカバークロップを敷いた場合で比較をしている。次世代シーケンサーに関する方法は、論文を読んだだけではイメージできない。自分で実験しないとダメだな。

2016年6月10日金曜日

自己紹介

喉が痛い。風邪かな。

アリ種同定をしてから、もう一本、放置されていた論文revisedに手を出し、どうにか終了。これで、あとは月末締め切り原稿に集中できる。

原稿書きのために論文読みをして終了。

自己紹介を書いてみた。ところどころ日本語が変な気もする。

2016年6月9日木曜日

投稿完了

朝一で授業。その後は、論文reviseに集中。

どうにか投稿完了。これでアクセプトされると良いけど、、、。

これでほぼ1日が終了。

先日、山口県から青色ダンゴムシ情報提供があったので追加

2016年6月8日水曜日

ミミズ図鑑

授業の準備と投稿論文の修正で終わった。

大学の本屋で偶然発見し、思わず購入してしまった。出版されていたのは知っていたが、まあまあ値段が高いのと、ミミズを研究することはないだろう、という思いから購入をしていなかったのだが、、、。


ミミズ図鑑

57種のミミズがカラー写真と線図で紹介されている。著者の石塚さんが新種として記載したものも多く含まれている。

この本を読んで勉強になったのは、ミミズは内部形態を観察しないと種同定できないと思っていたが、外部形態でも種同定できる種がいる、ことが分かったこと。

写真はプロカメラマンの皆越さんが撮影していることもあり、とても見やすい。この本を見ていると同定できる気になってくる。

ミミズは生態系への影響が大きく、応用面でも利用価値が高い。また、生物地理学的観点からも絶対に面白いに違いない。

ただ、形がカッコ良く無いのと、固定にホルマリンを使わないといけないのが玉にキズ。

日本で多様化していると考えられているフトミミズ科は実際には500種程度いると推定されているが、名前がついているのは2割程度らしい。

1999年に石塚さんにより新種の記載が行われるまで50年間、日本産フトミミズ類の記載が行われていなかったそうだ。

最近では、気鋭のミミズ分類研究者、南谷さんによりweb図鑑の作成も行なわれているが、まだまだ研究者は少ない。

この本を読んで、ミミズの研究に挑戦してみてはどうだろうか。

2016年6月7日火曜日

会えました

学会は無事に終了。楽しかった。

これで学会関係がひとまず片付いた。当面は、今月末締め切りの原稿、審査から戻り放置状態の論文x2、に精を出すことになるかな。

ということで、論文修正と授業の準備を頑張って終了。

原稿は、かなり勉強をしなければならず、下旬は大変なことになりそうだな、、、。

空港でコナン君と蘭ちゃんに会えました。

2016年6月3日金曜日

青森

11時に大学を出て、17時に弘前に到着。

近いような、遠いような場所。

人生2度目の青森。

2016年6月1日水曜日

エゴノキ

大学の創立記念日で休講だったので、静かな1日だった。

外来種に関する授業の準備に手こずったがどうにか終わった。土曜日に迫った学会の準備を少し進めて終了。今更ながら、解析のやり直しをする羽目に、、、。

先日の学生実習で見たエゴノキの花。普通は沢山の花が咲いているところが見られるらしいが、このときはちらほら咲いている程度だった。