2017年10月26日木曜日

小笠原のワラジムシ類

卒論調査手伝い、大学に戻ってゼミ。

ちょっとだけ会議に出て、投稿準備をして終了。

小笠原のワラジムシ類の関する論文。

Declining soil Crustacea in a World Heritage Site caused by land nemertean.
Shinobe et al. (2017) Scientific Repots, 7: 12400

小笠原諸島に持ち込まれた外来種Geonemertes pelaensis(オガサワラリクヒモムシ)が、陸生のワラジムシ類やヨコエビ類を減少させている、という論文。

野外調査と飼育実験にて検証している。

以前、オオヒキガエルがいる場所でワラジムシ類が減っている、と聞き、トップダウンがあるのか?と疑っていたが、外来捕食者の影響はあるようだ。

ただ、小笠原固有の種が優占する、と書かれているが、種分類については検討が必要かも。