2017年12月4日月曜日

体サイズの地理的変異

再投稿に向けた解析、合間にPCRの説明で終了。

Sfenthourakisのグループの研究。著者に論文をもらった。

Biogeography of body size in terrestrial isopods (Crustacea: Oniscidea)
Karagkouni et al. (2017) J Zool Syst Evol Res, 54: 182–188

体サイズの地理的変異の5つの法則性をワラジムシ類で検証している。

5つの法則性とは、
1)ベルクマンの法則とtemperate-size rule:寒い環境で大きくなる
2)metabolic cold adaptation theory:寒い環境で小さくなる
3)primary productivity hypothesis:資源の豊富(一次生産の高い)な環境で大きくなる
4)aridity resistance hypothesis:乾燥した環境で大きくなる
5)acidosis hypothesis:酸性の環境で小さくなる

全体的には弱いベルクマンの法則とaridity ruleが認められ、球体になる種は弱いacidosis hypothesisが認めらたが、系統の影響が大きい.

マクロ形態のパターンは、あまり見つからないな〜。土壌は環境が安定しているから?

早明ラクビーは、結局は接戦になり面白かったけど、レフェリングが早稲田よりだった気も。Television Match Officialに慣れてしまったので、スッキリしなかった。

あと、グランドコンディションがあまりにも悪くて、可哀想だった。