2016年10月1日土曜日

The Terrestrial Isopod Microbiome

重要な論文を見つけた。

The Terrestrial Isopod Microbiome: An All-in-One Toolbox for Animal–Microbe Interactions of Ecological Relevance
Bouchon et al. (2016) Frontiers in Microbiology, 7: Article 1472.

ワラジムシ類に関わる微生物の総説。

ボルバキアだけでなく、肝膵で見つかるHepatincolaやHepatoplasma、さらにはウイルスが微小な多細胞動物についても触れられている。

どんどん研究が進んでいる、、、オカダンとワラジムシを対象に、組織ごとに次世代シーケンサーを用いた微生物相の解析が行われ、結構、違いが見つかっている。これから色々な種での解析が進むだろう。

イリドウイルスについての言及もあるが、現在進行中のオカダンのゲノム解析では、色々なウイルスゲノムが確認されているとのこと。キット、オカダンは色々なウイルスに感染しているのだろう。

1983年の論文の引用なのだが、鉤頭動物(Acanthocephala)に感染するとオープンな環境に滞在しやすくなり、鳥にに捕食されやすくなるのだとか。感染率はどのくらいなのかな。高密度で感染するなら、分布に影響を及ぼすこともあるかな?

分子の手法が発達してフローラはどんどん解明されているが、その機能は不明な点が多く残っているのが現状。

勉強不足を痛感し、そして、色々と研究したいなとしみじみ感じた。

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