2022年11月17日木曜日

三宅島の思い出①

午前
・データ整理

午後
・個人ゼミ
・資料作成

明日締め切りの発表用スライドの準備に追われる。

忘れる前にメモ。三宅島の思い出①。

11月13日AM5:00に到着、11月15日PM1:30に出発、の日程だった。

天気はあまり良くなく、ほとんど曇りで、時折雨、たまに晴れだった。ただ、昼間は強い雨は降らなかったので、調査はほぼ予定通りに出来た。

合計で22地点で調査を行った。

三宅島は火山の影響が強くみられる島であるが、桜島や雲仙とは、また、違った印象だった。

私が生まれてから、すでに2回の大規模な噴火が起こっているせいか、リアルタイムで噴火している印象を受けた。数では圧倒的に桜島の方が多いが。

1983年の噴火では、阿古地区が溶岩流に飲み込まれたそうだ。

噴火前。集落がみられる。
 噴火後。集落が消えているのが分かる。
溶岩流に飲み込まれた阿古小中学校が、火山体験場として保存されている。溶岩流の厚さは10mに達し、校舎の2階に達している。
噴火したのは10月3日。前日の2日が運動会だったため、当日は振替休日だったそうだ。集落は飲み込まれたが、人的被害はなかったとのこと。

あまりにも規模が大きすぎて、実際にみてもあまり実感が湧かない、というのが感想。

新澪池、という池は、噴火によって噴出したマグマと接し、水蒸気爆発を起こして1日で消えてしまった。以前は、こんな池だったようだが、現在は見ることができない。展望台に行ったが、草で見えなかった、、、。

これだけの被害が出ても、全島非難にはなっていない、ということも驚きである。