2011年7月15日金曜日

スズメですが

1日中、Burmoniscus論文に没頭。と言っても、SEM画像の撮影・編集と統計処理だけ。統計処理については、恐ろしく忘れていて、何もできなかったし。

顎脚で、あるべき形態が与那国島のサンプルだけ発見できない。標本作製のミスか、それとも無いのか。だとすると話はかなり厄介なことになる。再度、3個体標本を準備してみる。明日、撮影できるか。ということで、SEM画像はこの1枚が残った。

朝、大学に来るとき、将来、音楽の先生になる人たちが集う教棟周辺で、毛虫が大量に道路を闊歩していた。


出どこは何処だろうと、周辺の草を探していたら、スゴい勢いで食われている草があった。


どうやらフクラスズメという蛾の幼虫らしい。「たまに大発生し、食草を茎だけの丸坊主になるまで食い尽くした上で周辺の地上を徘徊することがある」だとか。まさにその通りだった。