これから本格的に始まるヒノキ林調査。今年は、毎木調査を行うので、その打ち合わせ。ほとんど毎木調査をしたことのない私が、全く経験のない共同研究者に教える、という不安な関係。色々な本を参考にとりあえず挑戦してみることになった。
来週から調査を開始する、ということになったので、急遽、ラベル作りを行うことに。とりあえず1000枚、、、足りないかも。想像以上に時間がかかることが分かったので、学生にも手伝ってもらうことに。そのおかげで、400枚弱完成。
8月に鳥取大学で開催される日本クモ学会のプレシンポで発表させてもらえそう。
鳥取大学と言えば、ザトウムシの系統地理で有名な鶴崎先生がいる。実は、大学生のとき、日本の昆虫地理学という本に鶴崎先生が書かれた「ザトウムシにおける地理変異の様式」を読んで、とても感銘し、実際に会いに行ってしまった。当時はメールがそれほど普及していなかったので、ハガキを送ったのを覚えている。ついでに鳥取砂丘にも連れていって頂いた。
ザトウムシは種内で核型が著しく変異しており、種内で染色体数に変異がみられる種もいる。染色体の数って種によって決まっていると思っていたので、当時、とてもビックリしたのを覚えている。
6月の日本動物分類学会で久しぶりに再会したのだが、その時にサソリモドキの発表を聞いて頂き、それを覚えて頂いたようで、今回、発表をさせて頂けることに。私にとっては憧れの研究者の前で発表するわけで、、、。といってもこのネタ。学生の研究なんだけど。
「鳥取は島根の右」で検索した方が、「島根は鳥取の左」よりも若干ヒット数が多いことが判明。でも、ほぼ同数なのか。
おっ、「鳥取は島根の左」でも、ほぼ同数だった、、、。